Uki Dialy

「カラーダイヤモンド専門店 コズミック」店主によるカラーダイヤモンドブログ
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風にもまれゆく楡
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       風だにも 吹きはらはずば 庭桜

       散るとも春の ほどは見てまし

       ― 和泉式部(後拾遺和歌) ―

     

    ―風が桜の花びらを吹き散らかしてしまうことがなかったなら、

    桜花が散っても庭に散り敷かれたままで、春の間は楽しめることなのに―

     

    江戸の桜はもう1週間以上も前に終わっているのでしょうね、京や大坂の桜も散り急いでいる頃、明日明後日にはもうその名残りをとどめるだけになりそうな気がいたします。

     

    コロナ禍の折り、在宅勤務されている方が圧倒的なのでしょうか? 知人が言ってましたが、息子がとある上場企業の新入社員なんだそうで、もちろん出社できず、在宅でパソコンによる研修を受けているのだとか。それがまた結構厳しくて、朝の9時に始まって、きっちりと夕方の5時までなんだそうで〜指導する人たちも大変やろね、今日びのことですから、指導する側からは生徒(新入社員)たちを個々に見られるようになってるのでしょうけども、やはり実際に目の前にいるような訳にはいかないだろうしね、身振り手振りもモニター上では少し分かり難いということもあるだろうし、『ちゃうちゃう』とか、『それは反対向きや』なんてね、大きな声で言ってるケースがしょっちゅうなんじゃないかと、、・・・

    ウッキーもサラリーマン時代に新入社員を教えたことが何度もございましたけども、難しかったのは“ルーペ&ピンセット”、ピンセットでダイヤのルースを摘まんでルーペで見る。この単純な作業がですな、最初はなかなか上手くゆかないのですね、慣れたらどうってことないのですけどね。向かい合って座って、『右利きの者は、右手にルーペ、左手にピンセット』と言いながらウッキー自身も手に持つわけですけども、時おり逆になっている者がおりました。『サウスポーなのか?』と念のために聞きますと、『いえ、右利きです』と答える。少し緊張していることもあるのでしょうけど、UKI氏を鏡に思ってやれば良い〜とかって思っていたのでありましょうね。教える場合はやはり、すぐ横にいて時には手取り足取りが一番効果的です。まあしかし、イロハの“イ”からそんなようなことですからね、いざダイヤを摘まんでルーペの前に持ってくることがスムーズになるまでは相当に時間を要したものでございました〜慣れないうちはお互い本当に大変。指導者の皆さんの忍耐が続くことを祈っておりますよ。

     

    昨日、AGTからFAXが届きまして、何やろと見ましたところ、以下のような文章で・・・(ほぼ原文のまま)

     

    『・・・さて、この度の新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、当社ではお客様ならびに当社従業員の安全確保とお取引先様への安定したサービスの提供のため・・・(中略)・・・4月6日より社員の間引き出社を実施しておりますので、通常より納期にお時間をいただく場合がございます・・・・(中略)・・・何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。』

     

    もともと大して忙しくもないだろうし、ちょうどええやろ〜みたいなことを言っては失礼かと存じますが、、、それはどうでもええけど、

    『間引き出社』ってね、、

    もうちょっとマシな表現ないのかよーーって、思わず呟いてしまったUKI氏でございました。非常に良く分かる表現ではありますけどね、『間引き』の本来は、植物を育てる際の作業ですしね、増え過ぎたものを人為的に減らす行為なのではないのかと・・・それから“転じて”・・・・この先は言いたくはないですよね。もちろん社のリスク管理のために必要不可欠なことではありますが、そこまでマイナスイメージの強い言葉を使う必要性があったのかどうか、こういう時ですから余計にそのあたりの表現には気を配って欲しかったと、ウッキーは言いたいですな。

     

    社員の間引き出社だけなら何てことないですが、、

    ダイヤ業界はホント大変、

    最近の日本の輸入屋は、ほとんどがインドに頼り切り、でございましたから、Mumbaiがロックダウン状態となって、全く商品が入ってこなくなっているのではないかと懸念されますね。『この際、在庫一掃や!』なんて元気良く言えたら良いのですけども、なかなかそんな卸屋や小売店ばかりではありますまい。

    ウッキーはどうしているのか?

    幸いにしてメインのサプライヤーが、ダイヤモンドの現在の一大集積地とも言える香港に長期滞在中で、、、実はその男、香港から出ようか、どうしようか、と優柔不断にしているうちに出られなくなって、今となってはそれが幸いに転じているという・・・・、、お陰様で“潤沢”には遠いまでも、何とかなっております。中国本土が活動を再開し始めているということもあり、これからますます香港には商品が集まりやすい状況になるのでは、という気もしますね。しかし中国本土がまた活発な経済活動になりますと、今度は逆に、そちらに商品が流れてしまうことでの品薄〜なんてことになるやもしれませんけども。

     

    まあ、いずれにしましても、ロックダウンが終了しても、すぐに生産(Cut& Polish)が再開されてたくさんの商品が市場にやってくるということは考え難く、またArgyleも実質的に終わりを告げておりますから、Pinkを始めとするカラーダイヤの供給難はますます進行し、そのうちに純色Blueのように『ほとんどない、全くない』という状態になるアイテムもどんどん増えてくるのではないかと、大いに懸念されるところ。コロナ禍が終了した後、『こんな状況になるのが分かっていたら、コロナ禍の真っ最中に買っておくべきだった』なんてことにも・・・

    いえ、これは皆さんにだけ言っているのではなくて、UKI氏にも当てはまることでしてね、毎日、送られてきた商品を買うかどうか大いに思案中!

    しかしね、このコロナ禍の世界、売り手市場なのか買い手市場なのか、よく分からないところがあります。今日も朝から、1個をね、価格交渉していたのですけども、まずメールでOfferして、それに返事が返って来て、価格がAsking(出し値)とほとんど変わらないから、またメールして、『$○○〇にならなかったらgive upや!』と書いてやったら、早速に電話が掛かってきましてね、『よっしゃ、ブラフが効いた』と思っていたら、ほんのわずかな値引きで、『おいおい、そんな価格では話にならんぞ。こんな折りやぞ、しかも、日本では昨夜、首相が緊急事態宣言をしたぞ!』と言うと、

    『So what?(それがどうした)』

    ですからね。

    そんなふうに切り返されるとは思ってもみませんでしたから、少し間を置いてしまって、、そうなるともうNegoは負けです、結局、ほとんど彼のAskingで買うことになってしまいました〜モノが良いから仕方ない・・・

    そう、どんな時であっても綺麗な物を持っているということは売り手市場なんですな、当店が売り手の場合にはその法則は当てはまりませんけども。

     

    このような時勢になってまいりますと、笑えない話と言いますか、くだらないこともよく起きると言いましょうか、、

    阪神の藤浪もようやく陰性になって退院できましたけども、この阪神若手選手たちのスキャンダルっていうのは本当にファンとしては腹が立つ、軽率も甚だしいですな。しかし、あれだけ集団で会食等は控えろと言われているのに、それを主催した藤浪のタニマチも全くどうかしておるね、お前ホンマにファンか! と、そやつを目の前に置いて怒鳴りたい気分ですな。『タニマチ』の語源が泣くというもの・・・知ってますか、どうしてタニマチなんて言葉が出来たのか・・

    大相撲の世界の言葉であるというのはどなたもご存じのことかと、、

    明治20年代と言いますから、もう100年以上も前のこと、大阪市内、谷町に大の相撲ファンの外科医がいたそうなんですな、病院の経営者であって、相撲好きが高じて病院の敷地内に土俵まで作ってしまった〜、恐らく、自身も多少の心得があって素人ながら強くて、‘マワシ’つけて相撲取ってたのかもしれませんな、、、そんなドクターでありますから、とにかく若い相撲取りを大事にする。ケガの治療は無償でやってあげることなんかは当たり前で、腹いっぱい食わせることはもちろん、『しっかり遊んでこい』と小遣いも与えて、、、ということですな、そう、これが本当のタニマチ。贔屓のアスリートを近くに侍らせて飲み食いをともにするのがタニマチじゃない、そんなもん、ただの自己顕示欲だろ、馬鹿馬鹿しい、藤浪のタニマチだけではなく、そのへんを勘違いしているアホが一杯おるのでしょうな。本当のタニマチが面倒見るのは高給取りじゃない、これから成長してスターになるであろう若手の諸君たちだ、よく覚えておけ、馬鹿者が。

     

    ・・・と言いつつも、高給取りでも若手でもないけど、

    ウッキーもタニマチが欲しいなあ〜

    カラーダイヤのためなら、ってね、ゼニ出してくれる人、いませんかね〜

     

    大相撲と言えば、もう1週間ほど前になるでしょうか、舞の海が産経新聞のスポーツ欄のコラムに書いておりましたね、(語ったことなのかもしれないけど)、『大きな非難を受けることを覚悟で言う、次の大相撲夏場所(五月場所)は、観客を入れてノーマルな形でやれ』と。

    ホントこれは凄く勇気のある言葉だと思います。

    誰だってそう思っているに違いない、けど、絶対に言えない。

    感染を必要以上に怖がるあまり、感染による症状が大したことないのに、健康体とほぼ変わらぬ人をも厳重に隔離して世間から隔絶した生活を強制している、、、毎年、コロナよりも圧倒的に多数の犠牲者を出しているインフルエンザの患者にはそこまでしないだろと。

    もちろん、インフルエンザにはワクチンがあり、コロナにはない、ということが大きいけども、

    だったら、コロナに即効性のある薬品が完成するまで現状のようなことを続けて行くつもりなのか、、

    そうなったら、コロナで健康を害されるよりも酷い事態が到来するに違いない。

    国技の大相撲であるが故に、コロナ禍を考えるよりも、コロナ禍に負けないという姿勢を見せろと。

    全く同感。

     

    しかしね、問題点がひとつ。

    感染してしまうと、プロ野球の登録抹消と同じになるのですね、絶対に出られない。感染は、一時的にしろ、市民権剥奪と同義語。『俺はなんともない、仕事可能や!』と叫んだところで監禁されるだけと言いますか、家族と医療関係者以外誰にも相手にされなくなる、『とんだ厄介者、迷惑者』としての扱いしかされなくなる。仕事や商売なんてもう、もってのほか。

     

    舞の海の言ってることは全く正論だと思うけど、世界の流れが舞の海のような論調を全く受け付けなくなっている。

    ホント残念と言いますか、脱力感ですな。

     

    藤浪クンのようになるのはイヤですから、ベッピンさん好き好きの諸兄も“濃厚接触”を控えておられることでありましょうが、

    春ですからね〜やはり心にキュンと来ると言いましょうか、

    何かそのような春っぽさ、ときめき、必要ですよね・・・・

     

    今日の〆は、こんな歌で〜

     

       鋭い声にすこし驚く

       きみが上になるとき

       風にもまれゆく楡

        ― 加藤治郎(1959〜)―

     

    ♂♀の場面に違いないですな、声の持つ官能・・・

    ところで、

    なんで『楡』なんだ?

     

    楡を検索してみましたら、古代ローマの詩人、オウィディウスの作品が出てまいりました〜〜

    『楡はブドウを愛している

     ブドウも傷ついた楡を見捨てない』

    ヨーロッパでは、楡と葡萄は良縁の象徴なんですな、と言いますのは、

    古代ローマの時代からイタリアでは、葡萄を育てる支柱として楡を使っていたのですね。

    どうやって?

    葡萄畑で、葡萄と楡を一緒に育てる。楡がそこそこの背丈になった時、約3メートルのところで幹を切断し、その切断した下あたりからまた新芽が育つの待って、それを横の方向に伸ばしてやる。それ(枝)が十分に成長すると、それに葡萄の蔓(つる)が絡まる、という訳なんですな。

    上になった女性の乳房は葡萄そのもの・・・

     

     

     

     

     

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