Uki Dialy

「カラーダイヤモンド専門店 コズミック」店主によるカラーダイヤモンドブログ
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Market News
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    世界のダイヤモンド関連のニュースを少し。

     

    先ずはNew Yorkから。

     

     

    この画像は何か分かりますか?

     

    6.21carats Fancy Intense Pink Purple,

    なんだとか。

    NYに本社を置くL. J. Westという宝石屋が、ロシアの有名な鉱山であるAlrosaから買ったという商品。

     

    This is a stone that’s so incredibly rare, it could be in a museum.

     

    『信じられなほど稀少で、博物館クラス』

    ということですね。

    『これまで見た中で最大のPurpleで、最も鮮明な紫』とL. J. Westの副社長が言うくらいですから、相当な物なのでありましょう。

     

    それでも、L. J. West社は、このIntensePurpleはまだ改善の余地があると考えており、再研磨することにより、Purpleの色を更に引き出し、Clarityグレードもアップするとしております。画像で見る限り、ちょっとPinkが強いのではないかと思われますが、これがもっと純色のPurpleに近づくということでしょうね。それに、画像でもインクルージョンは見えないほどCleanですから、ひょっとしたらVVS2以上、あるいはVVS1になる可能性も秘めているのかもしれません。

    ただし、再研磨によって、重量は約1カラット減少するとのこと。

     

    さて、気になる価格ですが、

    残念ながら、L. J. Westは、どのような価格も公開を拒んでいるとか〜・・・

    肝が小さい!!

     

    まあ、どうでも良い話ですが、どうせ買えないですから、

    ジュエリー加工して販売するそうです。

     

     

    次は、問題山積の中国に代わって世界のダイヤ市場の牽引役となっているインドからのレポートです〜・・・

     

    Exhibitors at the IIJS Signature show in Mumbai expressed confidence India’s strong wedding tradition and enduring love of gold would help the nation’s jewelry industry overcome its current challenges.

     

    Mumbaiで開催されたジュエリー展示会の出展者は、インドの強い伝統的な結婚式と永続的な金(Gold)への愛着は、国内のジュエリー業界が現在の課題を克服することに役立つと表明した。

     

    Economic uncertainty, high gold prices, tight regulation and the outbreak of the coronavirus in China have created difficulties for the Indian jewelry sector. Gold prices have always gone up. Gold is a form of investment for Indian people. People trust in gold prices.”

     

    経済の不確実性、高い金価格、厳しい既成、コロナウィルスの発生など、インドのジュエリー業界は困難に直面しているが、金価格は常に上昇している。金(Gold)は、インド人の投資の一形態であり、人々は金価格に信頼を置いている。

     

    The yellow metal has gained around 20% in value over the past year as investors view the commodity as a safe haven during global economic uncertainty. While that has dampened Indians’ ability to buy, many consumers still see it as a strong investment and even as a currency, with the price growth sometimes boosting their willingness to splurge before the rate increases further.

     

    黄色の金属は、世界経済が不確実性を増す中で、資金の安全な逃避場所となり、過去1年間で約20%も値を上げた。それは、インド人の金(Gold)の購買能力を低下させたが、依然として金は有望な投資の対象であり、彼らはそれを通過とさえ見ている。それどこか、金価格の上昇は、さらなる投資の意欲に繋がっているとも言える。

     

    However, a shift by consumers toward pieces with less gold content and thinner profit margins for jewelers have offset the rise in gold demand over the past year, exhibitors said. India’s 12.5% import duty on the precious material has intensified the problem, Shah added. The government’s decision to maintain that rate — as well as a 7.5% levy on polished diamonds — in its annual budget earlier this month disappointed the trade, which had been campaigning for a reduction.

     

    しかし金価格の上昇は、消費者の、より軽いめのゴールド・ジュエリーの選択へと導かれたせいで、金の需要の増加は相殺された。また、貴金属に対する12.5%の関税と、研磨済みダイヤに対する7.5%の輸入税は、貿易業者を失望させた。

     

    But while Indian nuptials continue to feature bold displays of expensive jewelry, making it a constant source of demand, wedding budgets have decreased due to the sluggish economy. Diamond consumption has suffered as Indians opt for smaller jewelry, with the average Indian bride now wearing around 15 carats in total weight on her big day, compared with 30 carats two years ago, estimated Hardik Shah, the executive director of BR Designs, a Surat-based jewelry manufacturer and retailer.

     

    インドの結婚式は高価なジュエリーの展示場であり続け、それによってある程度の需要は期待できるが、不景気のせいで結婚式の予算は縮小されている。現在の平均的なインド人の花嫁は、合計15crts(地金と合わせた重量、約3グラム)のダイヤリングを身に付けている。それは2年前に比べると約半分の重量になっている。

     

    Consumers there are shifting to lower gold weights and fewer diamonds in their wedding jewelry, but aren’t compromising on color and clarity, according to Nilesh Soni, head of marketing for the southern region at Mumbai-based jewelry manufacturer Neo Diamonds. They’re still insisting on D-to-F, VVS diamonds, he observed, noting that his company’s sales at the show were mainly of mid-range wedding necklaces with those specifications, Soni reported.

     

    インドの消費者は、ウェディング・ジュエリーの金地金の重量を減らしてはいるが、ダイヤモンドの質に関しては妥協していない。結婚するカップルは、相変わらずDからFVVSのダイヤモンドを求めている。』

     

    ダイヤモンドの世界で、インドの強みは圧倒的なものがあります。

    なんせ、世界のダイヤ研磨のかなりの割合を握ってしまっているし、それとともに、ダイヤモンドの一大消費地であるということ。かつて、インドは貧しい、しかし、インド人のたったの5%がダイヤを1個ずつ買うだけでその数は数千万個、それだけの日本人がダイヤを買いますか?と聞かれ、ぐうの音も出ませんでしたが、今や5%ではないですからね、一体、日本の何倍の消費量があるのだろうと思ってしまいます。

     

    そして、インドの強みは、アメリカとの関係が良好なこと。

    インド系のダイヤモンド屋さんがアメリカで販売網を築くことに何ら問題がない。インドとアメリカ、2つの大消費地に恵まれ、インドのダイヤモンド産業はますます興隆して行くのではないですかな。多少の不景気は全く関係ないという気がしております。

     

     

     

     

    | ukitama | - | 15:50 | comments(0) | - | - | - |









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