Uki Dialy

「カラーダイヤモンド専門店 コズミック」店主によるカラーダイヤモンドブログ
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シンメトリー
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    ラグビー日本代表に大きな拍手を!

     

    残念ながら準決勝進出はなりませんでしたが、彼らの力強い戦いは世界中から称賛の嵐、褒め称える言葉しかありませんし、全ての日本国民に勇気を与えてくれた彼らには、どれほど感謝の気持ちを表しても足りないような気がいたします、、本当にありがとう。

     

    もう今から4年後が今から楽しみですね。

     

    南半球の強豪国と互角の勝負をするのはもっともっと先のことかもしれないけど、ワンステップごとに着実に力たくわえ結果を残してきた日本代表。次回もきっと日本中に夢を見させてくれるに違いありません。ウッキーのような“にわか”が、今後どれほどラグビーの試合に魅了され続けるのか、ちょっと分からないですけどね、そう〜この冬に日本国内で行われるトップリーグ、年明け早々から再開されるようですけども、どれだけそれに注目できるのか、ちょっと自信がない―というのも事実で、、、それでも“大詰め”、強豪同士の大一番となったらテレビ観戦するのではないのかなと思ったり〜・・なんせ飽きっぽいですから。サッカーだってJリーグが始まった当初は見ていたけど、最近は代表戦しか見ないし、、、多分、皆さんも同じでありましょう。いずれにしても、もっとルール覚えて戦術面とかも“学習”しないとダメでしょうな、この程度の知識のままでは早晩詰まらなく感じて来るのではと思います。そう、折良くと言いましょうか、World Cupはいよいよクライマックス、準決勝、三位決定戦、決勝と4試合もハイレベルな試合が見られます。この間にルールと戦術を勉強して“にわか”から少し進化することを目指したいと思います。

     

    ところで、ウッキーよりも“にわか度”が高いUKI嫁が申すには、

    『ラグビー選手は野球よりも‘イケメン’揃いや』と。

     

    なに! これは聞き捨てならんぞと、何もウッキーが一生懸命になることはないのでありますけども、、元高校球児としては気になる〜・・・家内が続けて言うには、

    『ラグビー選手の顔は“シンメトリー”が優れている』ってね。

     

    そう言われて、国歌演奏時に並ぶ両軍のフィフティーンをよく見てみれば、

    いやホンマに、見事な左右対称の顔が揃っているのですな、顔写真を真ん中で縦に半分にして、どちらかの半分を裏返しにして繋ぎ合わせても本当の顔とほぼ同じと言える顔でありますね。動物行動学者の竹内久美子氏がその著書で述べておりましたけども、まさしくこれは良い遺伝子を持った顔、どのような厳しい環境でも生き抜くことが出来る体を持った証拠、という訳です。だから女にもてる!

     

    確かにね、もともと丈夫な上に鍛えて鍛えてあの逞しい身体、

    奴らだったら、20日間くらい食物無し水無しでも生きていけそうやし、野獣と闘っても負けなさそう、ホント頼り甲斐ある存在。

     

    しかし、彼らは、鍛えたから顔のシンメトリーが良くなった訳ではなくて、

    強烈に激しいトレーニングに耐えられる身体があったからこそより逞しくなれた、、即ち、もともと厳しいトレーニングに耐えられる強い身体に生まれついた者が、シンメトリー良い顔を持つ、ということなのでありますね。

     

    さて、ラグビーは野球よりイケメン揃い、という家内の言葉には同意しかねる元球児ではありますけども、、

    《シンメトリー良い = 美しい》

    という公式には大いに同意いたします。

     

    皆さんは日ごろ、どの程度ダイヤモンドのProportionCut & PolishSymmetry(シンメトリー)に気をお使いでしょうか?

     

    “業界人”ならともかく、一般消費者の方がBridal Ringを求めている場合でない限り、ダイヤモンドのカット全般に気を使うことはあまりないでしょうね。我々業界人でさえ、カット全般の良し悪しやその理屈が分かるようになったのは業界入りして34年後のこと。ですから、消費者の皆さんが、そのあたりのこと、現物を見たって良く分からない場合が多いですし、かなり良く撮れてるダイヤ画像であっても、“写らない”ことの方が多いですから。

     

    しかし、Symmetryは、ProportionPolishに比べてまだ消費者の方々にも、お分かりいただけやすいものだと思います。まあ要するに、ラウンドなら“真円に近いかどうか”、変形物なら人間の顔と一緒、左右対称かどうか、というだけのことですから。

     

    今後、皆さんがそのへんの“感じ”をしっかりと意識いただけるように、画像を参考にしてご説明いたしましょう〜

     

    まず、ラウンドの“良くない”物。

     

     

     

    このダイヤのシンメトリーのどのへんが良くないのか、お分かりになりますか?

    時計の文字盤で言いますと、ちょうど12時のあたりが少し“尖がり”気味です。ホント僅か。気にならないと言っていただける範囲ではありますが、我々はこれをルーペで見つけて非常に気になります。

    理屈を付けるとするならば・・・

    AGTのソーティングのDiameterをご覧ください・・・

    2.61-2.64mm、最小が2.61mmで最大が2.64mm

    たった0.03mmの誤差ではありますが、誤差が1%を超えますと、このように見える訳です。

     

    もう一つ、ラウンドの“良くない”物。

     

     

    これは、直径が2.75-2.80mmということで、誤差が0.05mm2%近い誤差ということで、明らかに11時あたりが膨らんでいる感じですね。肉眼では全く分かりませんが、ルーペでは瞬間で分かります。

     

    そして、これらがラウンドの“良い”物、2点。

     

     

    どうですか、

    ほぼ“完璧”とも思えるでありましょう。

    ホント美しいシンメトリーです。

     

    しかし、これらにも誤差があるのですよ〜

     

    これです。

     

    直径の誤差がわずかに0.02mm1%未満です。

    誤差1%未満になりますと、このように見えるということがお分かり頂けると思います。

    もちろん誤差ゼロのダイヤも時おり見かけますし、当店でも当然扱いがありますが、なかなか過去の画像の中から見つけだすことが出来ません。ロシアもののDカラーExcellentの世界では日常の商品ではありますが、やはりカラーダイヤとなりますと非常に稀少な物ということです。

     

    次に、変形物の良くない物を見てみましょうか〜

     

     

    普通はあまり気にならないかもしれませんが、

    こういう場合は敏感になりますね、、

    絵に描いたような左右非対称、

    左肩と比べて、右が“なで肩”ですね。

    歩留りを考えたか、あるいは、右肩の部分のキズを削り落したか、ということでありましょう。

     

     

    これは極極少しと言いますか、ホント残念と言いますか、ハートの形は綺麗なシンメトリーなのに、アライメント調整不足〜・・・縦のセンターラインがハートの真ん中の“くぼみ”と一致してないですね。これがピッタリと揃いますとVividの輝きもいっそう艶やかと成るに違いありません。

     

    以下のスクエアは綺麗なシンメトリー、

    厳密に言えば、ほんのわずかズレがあるのですが、

    “科学”しても仕方ないですから、我々でも許容範囲というシンメトリーです。

     

     

    どうですか、

    少し意識してみるだけで、かなりダイヤも違って見えるものでありましょう。

     

    もちろん、カラーダイヤの場合は、何と言っても色味が大事、

    色に惚れてしまえば、あとは何だって良い、とも言えます。

     

    しかし、たまには“完璧”とも言える形の物も持ちたい、というのが人情でありましょう。そんな時が来たら、またこのページを思い出していただけたらと思います。

     

     

     

     

    | ukitama | - | 16:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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