Uki Dialy

「カラーダイヤモンド専門店 コズミック」店主によるカラーダイヤモンドブログ
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寒露
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    皆さん方から加工のご注文を頂戴する度に気になって見て不思議に感じるのが最近の地金相場。

    金が異常、異様に高騰。

    プラチナはほとんど値が動かず、プラチナ価格は金価格の6割弱! もう少ししたら、プラチナは金の半値になるのでは、とかって感じますね。

    業界では古い部類に入ってしまったUKI氏から見ますと、ホントもう信じ難い数字。

     

    田中貴金属のWebサイトで見ますと、

    昨日(107日)の地金相場(キロバー建て、1グラム)は、

     

    5,732円(売り) 5,645円(買い取り) ― 金

    3,419円(売り) 3,288円(買い取り) ― プラチナ

     

    何度見ても信じ難い!

     

    1973年の相場(売り、平均)は、

     

    1,160円 ― 金

    1,600円 ― プラチナ

     

    その後の金相場は、イランイラク戦争などの影響で激しく乱高下の後、

    1999年に1,190円という“とんでもない”という低価格を付けた後に一本調子で上がり続けました。

     

    それでも、ウッキーが業界入りして後、金がプラチナよりも高いなんてね、有り得なかったのですよ。ですから、プラチナのジュエリーは“ステイタス”であり続けてきたのです、昭和の時代はね。

     

    金価格は元々値動きが激しい性格でありましたが、金が動けばプラチナ相場も連れて動く、これは当たり前のことで、金だけ独歩高ということは有り得なかった〜

     

    ところが、当たり前が当たり前でなくなって・・・

     

    金とプラチナの価格が逆転したのが2015年。

    この時、業界人同士の会話では常に、『変やな、どうも納得いかんな』という声が頻繁に聞こえておりましたし、『一時のことやろ、金投機の動きやから、金を買うのは危ない』なんて言う業界人も少なからずおりました。馴染まないのですよね、金がプラチナよりも高いということが。

     

    面白いことに、金がプラチナよりも高くなって、当店のお客様は誰も『ジュエリー加工は金で』とは言わなくなりました。圧倒的に高くとも、“金がステイタス”とは思わないのですね。また、金とプラチナの価格差がさほどでもない頃には、ジュエリー加工の際にはK18(金が75%)、Pt900(プラチナ90%)ということで、まだまだプラチナジュエリーの方が高くつきましたから、『ホワイトゴールドにしようかな』と考えるお客様も存在しておりましたが、今となってはK181グラム約4,300円、Pt9001グラム約3,080円ですからね、『枠はプラチナに決まってる』みたいな感じに。

     

    さて、昨日、ジュエリー加工のご注文いただいた枠を選定するために枠屋に行ったついでに、不要になった地金を換金しようと、南船場の某社大阪店に行ったのですけども、千客万来、大賑わいでございますな、羨ましい限り〜

    なんせ、2018年の金は最高値が4,827円で、平均価格が4,543円だったのが、今もう6,000円に迫ろうかというところ、古い金製品は売るよりも潰して換金が一番儲かる!

    かく言うUKI氏も、10年以上前にプライベートで買ったホワイトゴールドのネックレスの換金。60cmくらいあってね、太さもそこそこで、常に肌身離さずペンダントぶら下げていたのですけども、去年から急に、ペンダントと接する胸の辺りが痒くなってきまして着けるのをやめていたところにこの金価格、売らないでおく手はないだろうと・・・・な、なんと、7万円近くになりましたよ〜嬉しいお小遣い!

     

    この南船場の地金屋さん、某社大阪店、雑居ビルの1F、小さな喫茶店ほどしかないスペースですから、ウッキーの後から入ってきた人は座る椅子もないほどで。それでも皆さん、何分後か何十分後に“ガラクタ”と思っていたものがゼニに代わる、札束に替わる?変わる?ということで、じっと我慢の子、非常に大人しく待っております。ウッキーも番号札渡されて、たっぷり30分は待たされました。その間に周囲の人を観察しておりましたが、相変わらずの業界人ですな、何もコメントすることはございません。最近の傾向としては、やはり中国人風が紛れていること。UKI氏も“その同類”と思われていたかもしれんけどね。しかし小さな部屋のこの賑わい、セキュリティーは大丈夫なのかと考えずにはいられませんな〜・・誰でもドア開けて入れるようになってますから、もしこの瞬間に、武装した23人が乱入して来て、銃を突き付けて『ゼニ出せ、地金出せ!』となったら一体どうなるの?? 銀行と同様に押しボタンで警察と繋がっていることだろうけど、南警察署から約500メートル北、警官がやってくるまで1分や2分ってことはないでしょう、少なくとも数分は掛かるはず。この某社の、東京御徒町店では、店舗の直ぐ前で大量の地金を換金に来た男が暴漢に襲われて地金か現金を強奪されたという事件が起こったこともあって、常に警備会社の者が目を光らせているけどね、大阪店は“目に見える形”での防御体制を取っておりませんから、抑止力と言う点では無防備ではないのかな?? 怖い、怖い!

     

    しかしまあ、昨日その某社大阪店で驚いたのですけども、業者が地金を換金しようとすることに対して非常に厳しい管理の眼!

    101日からなのだそうです、全く知らずに大恥でございましたよ〜

     

    以前は、メモ書きみたいな小さな用紙に屋号と住所などを書けば、それでOKだったのです。それで“業者価格”が適用されたのですね。ところがですな、昨日はいきなり書類を出せと言われる始末で〜・・な〜んじゃそりゃ! 古物取扱い許可証、法人の登記簿謄本、それから何だかったかな、書類3つほど必要と言われました。そんなこと知らんから持って来てるはずもなく、また、法人の登記簿謄本なんて、当店は正確に言いますと自営業者でしてね、法人格を既に返上しておりますから、そんなものは取れない。仕方なしに、一般個人ということで換金せざるを得なくなりました、、まあね、金額は知れておりますから、大した違いはないでありましょうが。消費税が10%になったことに合わせての法律改正。にも拘らず、今後ますます海外から金のインゴットが持ち込まれて換金される事件が増えるのでありましょうね〜それを狙うハイエナども・・・地金屋さん近辺には近づかない方が無難のようですよ〜皆さん。

     

    今日、108日は二十四節気『寒露』、

    露が冷たく感じられる頃。

    正確には、露が凍りかけて霜に“ならんとすること”を寒露と言うのですね。

    霜になってしまうと露霜(つゆじも)と言う。

     

    ようやく、ホントようやく真夏日が終わりかな??と、、台風の影響でまた30℃越えがあるかもしれませんな、油断は禁物! と、、、いうような折りに寒露と言われましてもね、全くピンときませんけども、

     

    寒露と言えば〜

     

         ひさかたの天の露霜おきにけり

         家になる人も待ち恋ひぬうらむ

           ― 大伴坂上郎女、万葉集 ―

     

    暦の上では、昨日で仲秋が終わり、今日から立冬の前日までが晩秋。

    現代においては、立冬が過ぎたあたりから本格的な紅葉の始まり、晩秋の始まりと言えるのではないかと思いますけどね。

     

    それでもやはり、秋の夕暮れは釣瓶落とし、

    えっ、という感じで暗くなって、一人では寂しい、人恋しい季節となります。

     

    そんな折には、、

    熱いPinkダイヤの輝きが頼もしく映えるー

     

     

     

     

    | ukitama | - | 16:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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