Uki Dialy

「カラーダイヤモンド専門店 コズミック」店主によるカラーダイヤモンドブログ
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和絃
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    郷里の三重の道の駅などでは、早くも先月20日過ぎから新米が並んでおりましたが、全国の米どころでもそろそろ本格的な新米の季節でしょうか。

    皆さんはもう食されました?

     

    お米、お米作りは、日本文化の根幹の部分と言っても過言ではないですな、お米によって日本人の性質、性格が形成されてきたとも言えます。江戸時代には、領内をお忍びで巡察していた大名が、休息しようと新米の米俵に腰掛けたところ、百姓に『こらっ! お殿様にお納めする新米だぞ!!』と怒鳴られ、平身低頭で謝罪した後、大いに満足した〜というようなお話も真しやかに伝わっておりますね。

     

    米や米食に関連した諺は当然ながらたくさんありますし、ホント“味がある”と申しましょうか、色々と含みもあり、噛むほどに味わい深いですね。

    いくつか見て参りましょう〜

     

     

    「米を数えて炊ぐ(かしぐ)」

    米を一粒一粒数えて飯を炊く。

    詰まらぬことに手間暇を掛ける、こせこせすること、物惜しみすること。

     

    ケチな奴(吝嗇家)のことを関西の古い人間は“シワイ”なんて言いますけども、それに相当するのかなと思いますね。

    しかし、「米を数えて・・・」という表現は何とも新鮮で、21世紀にはかえって重宝するようなこと(者)なのかも?!

     

     

    「隣の白飯、うちの粟飯」

    他人の家で白飯を食べるよりも、自宅で粟のメシを食った方が良い(我が家の気楽さが一番美味しい)。

     

    粟のご飯なんて食べたことありますか?

    UKI世代の親ならあるのでしょうね、きっと。ウッキーの父親は、若い時に(戦時中に)白米が食べられず、代わりにサツマイモやらカボチャを嫌ほど食べさせられたということで、歳とってからは、そのような物を嫌悪?していたような記憶があります。既に鬼籍入りしておりまして、聞けないですけども、もしこの諺に対するコメントを述べさせたら恐らく、絶対に『隣の白飯が良い』と言うに違いありません。

     

     

    「うちの米より、隣の麦メシ」

    なんでも他人の物は良く見える。

    隣の芝は青い、と同じ。

     

    昨今の健康ブーム、以前から麦ご飯が流行と聞いておりましたので、Amazonで見てみましたら、いやホンマ仰山出て来るのにはビックリ。色々と検索してみますと、『もち麦』がええらしいですな、ウッキーは早速に注文してしまいましたよ〜・・なんと単純、ホンマあきれるわ、上記の諺そのままや!

    いえね、弁解はいたしませんけども、ウッキーは家で食事する時には、ほぼほぼ玄米なんですよ。もちろん、家内も母親も普通の白米が良いということで、ウッキーだけ小さな電気炊飯器に毎食半合ちょっとくらいの玄米を炊いているのです。もう10年近くになるのかな、、、最初のうちは噛みにくくてね、食感になれるまで時間が掛かりましたけども、元々そのような味は好きだったし(粟のメシも美味しいと思うのかも?!)、白米は食べ過ぎてしまうし、ということで玄米にして大正解だったと思っておりますよ。Amazonに『もち麦』を注文して多分、明日の到着でしょうから、明日の夜からは玄米と‘もち麦’が半々の“超健康食”や!

    しかし、家内も母親も細身。ウッキーの変な?ご飯を見て、どうでもいいから早く痩せろと言うに違いない・・・

     

     

    これはお米と言うよりも、お酒の方かもしれませんが〜

    「朝酒は門田を売っても飲め」

    門田というのは家の入口に近くにある田のことで、その家の最も良い田とされますから、それほどに、朝酒は格別の美味さ。

    朝酒の定義と言いますか、何をもって朝酒と言うのでありましょうね、、時間はもちろんでしょうけど、朝起きて直ぐというのも大事な条件?!

    いえね、一昨日ですか、MGC、東京五輪のマラソン代表選考レースを見ながらですな、午前10時くらいから飲みだしたのですね、男子の設楽君が快調に飛ばしてましたから、それにつられてグイグイと、、淡麗辛口、広島の「酔心」を。庭の酢橘(すだち)を取ってきて4つに切ってお酒に入れましたら一段と風味が上がりまして〜・・・あのまま設楽君が快走していたらウッキーはとんでもないことになったかも?! いえ、特に設楽君のファンでもないですけども、どうもああいうのには影響されやすい性質でございましてね。幸いにして?35キロくらいからはデッドヒートで、飲むことを忘れて見入っておりました〜

    それで??

    それほど朝酒とは思はなかった、普通にお酒飲んでる感じだった、、、

    ということで、

    朝酒の定義は結構難しいのかなと。

    やはり、、小原庄助さん、なのでありましょうね〜

    ♪朝寝、朝酒、朝湯が大好きで〜

    正しくは、朝寝、朝湯の後に朝酒なのでしょうな、

    どこか温泉地に行ってやってみよう。

    門田を売らないように気を付けないとね。

     

     

    小原庄助さんほどでなくとも、、

    「いつも月夜に米の飯」

    毎日が月夜で米のご飯が食べられる暮らしが続けば申し分ない。

    苦労のない生活を言う。

     

    さて、中秋の名月も過ぎてしまいましたが、

    秋の季語でなくとも、趣きある言葉がいっそう格調ある雰囲気を持ってくる季節になりつつあるのかもしれませんね、

    本日の、“格別に美しい日本語”・・・・

     

    『和絃』

     

    これを何と読むかご存知でしょうか。

    えっ?『わげん』じゃない??

     

    そうなんですな、『かげん』なのです。

    漢字の音読みには呉音、漢音、唐音などがあって、一番古くから日本に伝わったのが呉音ということで、仏教系には呉音が多いのだとか・・・利益(りやく)、食堂(じきどう)、etc・・・。

    『和絃』を発する竪琴の現物も仏教などと一緒に日本に渡ってきたのでありましょうね。

     

    『和絃』は『和音(かおん)』のことですが、『かげん』と発音することによって、竪琴の響きがより遠くまで伝わってゆくと言いましょうか、何か幻想的な魂のゆらぎを誘発しそうという気がしてまいります、、

    幽玄。

     

    残暑ももう終わりという気配がしてまいりました。

    本格的な秋の夜長の到来ですね。

    静かに耳を澄ましてカラーダイヤと対話すれば、

    ひょっとしたら、ダイヤの中に『和絃』の響きが聞こえてくるかもしれません。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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