Uki Dialy

「カラーダイヤモンド専門店 コズミック」店主によるカラーダイヤモンドブログ
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麦秋
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    二十四節気をさらに五日ごとに分けて動植物の様子を表現している‘七十二候’、

    現在は、『麦秋至(ばくしゅういたる)』ということで、麦の収穫の季節なんですな。

    “大麦収穫前線”を見ますと、結構北上するのが早いですね。61日にはほぼ西日本全て、21日には北海道を除いてほぼ全て、という感じ。まあでも、麦が実っている光景はほとんど見なくなってますから、実感としては乏しい、、どうでしょう、5年に1度くらいの割合でしょうか、突然目の前に麦畑が現れるのは。その度ごとに驚いてしまいます、『オッと、これは麦や!』なんてね・・・麦秋、、

    真夏の前に『秋』とはこれ如何に、、そこだけ少し異国情緒、

    若干ながら抒情的〜

     

    というところで?!

    本日の万葉集・・・

     

        柵越しに 麦食(は)む駒の はつはつに 

        あひ見し子らしあやにかなしも

              (作者不詳)

     

    ―柵越しに馬が麦を食べるように、ちょっとだけ会った娘のことがとても愛おしい―

     

    麦畑で乳繰り合っている若い男女、そのすぐ横の柵から馬がにゅ〜っと頭を伸ばして麦を食んでいる、というような光景が浮かんでしまいましたが、、

    当たらずとも遠からじという気がいたします。

     

    これは、東国(関東地方)の人の作なんですね。

    当時の東国では、『かなし』は性愛的な欲求を示す言葉であったそうな〜

     

    一度や二度会って愛し合っただけでは全く物足りない、

    抱いても抱いても抱き足りない、

    そんな激しい情感の歌であるのに、

    「あやにかなしも」と美しく響くのが何とも良い味わいです。

     

    こういう歌を目にする度に思い出すのはやはり、

    過去に愛し合った女たち〜・・・

    ウソウソ、

    過去に見かけたダイヤたちです。

     

    ウッキーはカラーダイヤを生業としておりますから、

    どんなに綺麗なカラーダイヤを手に取っても『抱いても抱いても・・』というような気持ちにはなりません、念のため。

    抱きたいほど愛おしく感じられたらさぞやいいだろうと思うという意味で、恋の歌をダイヤと重ね合わせておりますよ。

     

    だったら、美しいカラーダイヤを見た折、ウッキーは一体どんな気持ちになるのか??

     

    難しいですね、表現がね。

    非常に下品な言い方で申し訳ないですけども、

    街ですれ違ったベッピンさんに一瞬『オッ!』と振り返りそうになったとか、、

    ホテルのラウンジにいる着物姿の妙艶な女性に見惚れたり〜・・、

    っていうような感じですね。

    サラリと流す、

    これがトッププロ。

     

    皆さんには、『抱いていたい、愛したい』と何度も思っていただきたい。

    禁欲はいけません。

    でも、恋する対象が何であれ、恋の本質はこんな感じなのかもしれませんね〜〜

     

    『・・・恋愛はびいるす菌(ウィルス?)みたいななものだから、いつの間にしていたのやら、終わったのやら判らないのが本物なのよ』

             室生犀星「杏っこ」より

     

     

     

     

     

     

     

     

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