Uki Dialy

「カラーダイヤモンド専門店 コズミック」店主によるカラーダイヤモンドブログ
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光の春、声の春
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    テレビのお天気コーナーを見ておりましたら、気象予報士が、

    『光の春』、

    と言っておりましたね。

    “春の光”ではなくて、『光の春』。

    ちょっと変わった語感と言いますか、色々ある春の季語と比べますと少し雰囲気を異にしていると思っておりました。

    先ほど何気なく『光の春』をググってみましたところ、

    な、な、なんと、この出典はロシア!

    えーっ、ホンマに?!って感じ。

     

    20世紀の終わり頃、テレビでよく見かけたお天気キャスターの倉嶋さんという人が、エッセイでこんなことを書いておられる―

    『二月の光は誰の目から見ても確実に強まっており、風は冷たくても晴れた日にはキラキラと光る。厳寒のシベリアでも軒の氷柱から最初の水滴の一雫(ひとしずく)が輝きながら落ちる。ロシア語でいう「光の春」である。』

     

    氷柱(つらら)からの最初の水滴のひとしずくですか、・・・

    つららなんてね、ほぼ無縁の生活、

    想像するのもなかなか大変なものがありますけども、

    “ひとしずく”がまさに落ちようとする瞬間は誠にFantasticでありましょうね。“現場”にいたら、『あー落ちる、まだ落ちない、あー落ちる・・・』と飽かずに見ているのではないかと思います。恐らくそれは、朝の太陽が東の空に十分昇って燦燦とし始めてきた時間。ひと雫に太陽が映るようなキラキラ感がたまらんでしょうな・・・ああ、見てみたい!

     

    ところで、

    “春の音”ならぬ『音の春』と言いましょうか、

    それとも、

    “春の声”ではなく『声の春』でしょうか、

    UKI邸と接する神社の森のはしっこからやっと“初鳴き”、鶯の声が聞こえてきましたよ。

    『音の春』、『声の春』、いずれにせよ、“つららのひと雫”と同じです、しっかり寒いのに、その瞬間は春〜〜

    平年の“初鳴き”がほぼヴァレンタインデーですので、数日遅れ。昨年はホントもう月末だったですから、やはり去年に比べると今年は暖かいのですね。

    週間予報を見ますと、今日からの1週間、大阪の最高気温は12℃から16℃、ということで、いやもうホント春、色々とまた“気忙しく”感じられることではないかと。

     

    ‘二月は逃げる’なんて申しまして、アッと言う間に過ぎて終わる、、ホントにね、来週の月曜になりますともうしっかりと“月末感”ですな。

     

    この前、NHKの『チコちゃん』で“2月がどうして28日しかないのか”をやっておりましたが、分かったようで分かりまへんなぁ〜イマイチすっきりといたしません。と言うか、現在、我々が使っている暦、非常に良く出来ていると誰しも思っているでありましょう、しかし、どうも11日がどう決められたか判然といたしませんな。現在の“世界基準”の暦を作ったのがヨーロッパ人なのに、彼らの宗教であるところのキリスト教の祝祭日が必ずしも世界基準の暦と一致している訳ではありません。Christmasは毎年キッチリと決まっているけども、1225日だし、

    イースター(キリストの復活祭)は、

    “春分の日の後の最初の満月の次の日曜日”

    なんてね、

    『な、なに!? いつや、それ?』と聞かれて即答できる人はキリスト教徒でもそうそうおりますまい。

    中国は2月初旬の旧正月、『春節』が一年で一番大事なもの。

    インドは、新年を『ディワリ』と言って、これは我々の11月なのかな。多分、一年で一番過ごしやすい頃、良い季節なのでありましょう、インドのダイヤモンド市場もお休みだ。

    ユダヤ歴はまた凄い!

    『はじめに神は天と地を創造された。』(創世記11)〜

    旧約聖書に基づいて、‘その日’、西暦ではBC3761107日なんだそうですけども、そこを‘起点’にしていて、今年は、ユダヤ歴の5780年(37612019)だそうですから、ユダヤの新年は9月とか10月なのでありましょうね。

     

    ・・・ということは〜

    面白いことに、我が国は比較的最近まで、約150年前まで旧暦を使用していたにも関わらず、、、

    日本だけでしょう恐らく、この世界基準の新暦に“寄り添って年中行事”をこなしているのは!

    これって一体どういうことなのでしょうね?!?

    現在の暦が、他のどんな国よりも日本の気候と風土にピッタリと合っていた。これしかないですね、納得できる理由は。

     

    古代ローマでは、作物の芽が出る3月を一年の始まりとしていたとのこと。“その基準”に従いますと今は年末、それもかなり押し迫っておりますねぇ〜、年越しの準備で色々と忙しい!師も走る!!って訳でして。実際、日本の場合、“始まり”は4月ですけどね、3月になるとホント何かが始まりそうで、精神的に慌ただしいという気がいたしますね。何も予定がなくてもそのように感じますから、勤め先での部署の移動や転勤、転居、進学など等が家族にあるとなるともう大変、それこそもう3月になったら超多忙なんてことに。いずれにしましても、カレンダーが3月になっただけで気持ちがガラリと変わる、ということはよくあること。卒業式の前の日に、あるいは卒業式が終わった後すぐに、恋心を打ち明けた、打ち明けられた、という甘い思い出のある方も少なくないことかと・・・・まもなくやってくる“古代ローマ歴新年”は『恋』とともに。

     

    さて、これまで何度も取り上げてきた『恋』ですけども、また新しい解釈を見つけました―「日本国語大辞典」という膨大を超えた巨大とも言える辞書があるのですな・・・総項目数50万、用例数100万、文字数8,850万、全13巻、3,000人の知識人が40年がかりで完成させたとてつもない辞書、、21万円プラス税だそうです・・・そこで『恋』を引きますと、

    “人、土地、植物、季節などを思い慕うこと。めでいつくしむこと。”

    と出て来るそうな。

     

         明日香河 川淀去らず 立つ霧の 

                思い過ぐべき 孤悲(こひ、恋)にあらなくに

                    ―山部赤人・万葉集―
     

    ―明日香川の川淀に消えずに立つ霧のように、簡単に忘れられる慕情ではないのです―

     

    この慕情とは、明日香の里へのものと解釈すべきなのだとか。

    そう言われると、誰か女性を思ってのことよりも、色濃い趣きを感じますね、確かに。

    これが“本当の恋”、

    そして、恋は“濃い”であり、

    “来い”であるのだとか。

     

    さあ、春、三月、

    本当の恋をいたしましょう、カラーダイヤに。

    「こっちへ来い!」

    と念じながら。

     

     

    | ukitama | - | 16:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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