Uki Dialy

「カラーダイヤモンド専門店 コズミック」店主によるカラーダイヤモンドブログ
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Singapore
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    初めて海外に行った時のことは誰しもしっかりと記憶に残っていることでありましょう。しかし、どういう訳かウッキーは、“初海外の画像”がほとんど脳の中に残ってなくてね、ただ単に『清潔な都市だったな』というイメージがあるだけ、、

    3日前くらいから『そう言えば、こんなような・・・』と回想の途につけたか、という感じで・・・

    ・・・そうなんです、ウッキー初の海外体験はSingapore

     

    でも当時はあんなに高層ビルが多かったはずもなく、ネット画像で見るところの現在のSingaporeは、もう完璧と言って良いほどの“未来都市空間”!

    ホント凄いですね。

     

    壮麗な未来都市に全く相応しくない結果のイベントでございましたな・・・

     

    世界中が注目の下、仰仰しく開催された米朝首脳会談、

    絵に描いたような“大山鳴動して鼠一匹”。

     

    あのような合意では北が核を早期に放棄するはずもなく、

    また、トランプが変に“お墨付き”を与えたことで、ひたすら“現状維持”しか頭にない中国韓国は、北への経済支援に支障がなくなり、北に対する経済制裁は全くの有名無実に!

    だいたいやねぇ、米朝首脳会談の結果を中国が『非常に有意義なものだった』と諸手を挙げて評価している、ということだけでも今回のイベントの‘胡散臭さ’が察せられるっちゅうもんですな。

     

    下手すりゃ日本は、アメリカに代わって北へ資金援助させられる、という懸念さえ出てきましたな、

    全くアホらしくってニュースなんぞ見ていられない!!

     

    そんなバカバカしいだけの米朝会談関連のニュース映像にも、確かに“見どころ”はございました〜・・北の坊っちゃんの服装と髪型。

    坊っちゃんのオヤジさんは作業着しか着なかったけど、坊っちゃんはちょっとした学生服ですな、襟が“違和感”やけどね。生地の良さが画面からも分かりますね〜オヤジ殿の作業着よりも随分と進化しているようです。学生服のズボンがまたお洒落ですな、相当に幅広で、日本の中学生や高校生たちが真似しないかと心配になるほど。それ以上に素敵なのが“黒電話”と評価の高いヘアスタイル、、昭和の半ばに我々世代が見て育った『じーこ、じ〜こ』とダイヤル回すアナログの電話機そのもの、、ホント懐かしくて涙が出そう〜此度は、坊っちゃん一世一代の晴れ舞台ということで一段と格調高くツヤ高くでございました・・・

     

    それにしましても、

    今回の北御一行様は中国機の送り迎え付きでSingapore御往復、

    高額ホテル代等の御滞在費用が払えないから全てSingapore政府持ち、

    こんな、ゼニもない航空機もない国が、なんで核兵器やねん! 

    そんな国の首領様を、アメリカ大統領ともあろう者が必要以上に“よいしょ”やからね、、トランプは、坊っちゃんのことを周囲に、『人柄が良く、極めて利口』と語ったのだとか。

    世の中の基準となるものが一体何なのか、もうサッパリ分からなくなってまいりましたよ。

    真面目に考えている人ほど頭が変になる。

     

    トランプというのは、一流のビジネスマンで、“帝国”を築いた男ですから、

    その言動には、ひょっとしたら深謀遠慮があるのかもしれない、、

    また、一般の商取引、ダイヤモンド買い付け現場のような短期決戦ではありませんから、何か結果が見えてくるのは来年になるのかもしれない、、

    果たしてトランプは老練な“Nego上手”なのか、

    それとも加齢による老視、ちゃんと見えているのか、

    色んなことを考えてしまいますね。

     

    さて、トランプがあまりに自身の“Nego上手”、Negotiation(交渉事)の達人ということを吹聴するものですから、“本当のNego上手”とはどういう人のことを言うのかちょっと考えておりました―

     

    思い出すのはもちろんダイヤモンドの“業界人”のこと。

    海外買い付けの現場においての“Nego始末記”みたいなものをこのページで何度か書いておりますけども、それは‘UKI 外国人’のことがメインであったと思います。

    今日は少し、ウッキーが見てきた日本人のことを〜

     

    大阪・南船場に事務所を持って輸入卸していた頃は、毎日毎日Nego nego NEGO neGO――って感じ。ホンマ大阪人は値段交渉がお好き。言い値を値切って安くならないと買ってくれないから、Best Priceに『Negoマージン』を上乗せして商談開始。他所の人から見たら『なんと効率の悪い、時間の無駄!』と感じるだけでありましょうね。仕方ないですな、これが‘大阪文化’。しかし、大阪人は、めったやたらに値切ったりはいたしません。『遠い、無理』と判断したら、その商品を誉めまくる、、『ええなあ、ホンマ綺麗や、よう見つけてきたな、大したもんや、流石や〜』って感じ。こちらが気分良くなったところで、別の物をしっかりと値切り出す。称賛した商品は全く買う気がない訳です。若い頃はこれが分からなくてね、誉めてもらった物と値切られた物、二つ一緒に買ってもらおうと思って思わず身を乗り出し、、、ってなことでまんまと“敵の術中に”。こんなことを何度も経験いたしましたよ。

    この手の大阪人こそが海外に行ってユダヤ人やインド人と対等に渡り合える。

     

    しかし、Nego上手は必ずはまる陥穽があるのですな。“はめられる”のではなくて、自分で“はまって行く”という〜

     

    ウッキーのかつての上司がまさにそれでございました。

    ほ〜んとNegoの達人でね、この上司と一緒に海外買い付けしたことが3度か4度ありますが、よくまあこんな下手くそな英語で自分の思い描いた金額で商品が買えるなあと、横にいて感心すること10度以上。そうなんですな、英語、というよりは英単語でしょうが、全く知らなかったら話にはならんけども、Nego上手に語学の達人である必要性は全くない。表情も豊かである必要はないし、また名優である必要も声優であることも全く関係ない。

    ならば一体!??

     

    Negoする相手の言うことをよく聞いてあげること。よく聞いているような表情や姿勢を見せること。そして、タイミングですね。早過ぎず遅過ぎず、という絶妙の“間”を持って敵の言い値に対してこちらの価格を言うことが肝要!

    商品を見せて値段を言ってもそれに反応がなければ取引は成立しませんね。反応の有る無しと反応の強弱を売り手は注視しております。反応が早過ぎたり強かったりすると『欲しいのやな』と悟られる、遅過ぎる反応や感度の悪い反応は『良し悪しや価格が分かってないのか』とバカにされて、売り手の‘熱心度’が薄れてしまう。

     

    そして次の局面、、

    いずれにしても、1度や2度の価格の遣り取りで商談がまとまることはございません、これは過去に何度もお話している通り。何度も何度も値段を言い合って折り合いますが、高過ぎない価格を言いつつ、また、欲しい商品が逃げて行かない程度のリーズナブルな価格を提示しつつ、『売ろうか、やめとこか』と売り手が思案し得る場面を作り出す・・・、ここまで来たらほぼ成功。あとはファイナルステージへと双方が徐々に折り合いながらゆっくり歩んでゆくだけです。

     

    Nego上手の上司は、明らかに自分に酔っておりました・・・ひとつの商品に固執して、じっくりと時間を掛けて楽しむ、、

    まあ要するに『NegoのためのNego』であってね、ダイヤモンドの買い付けのためのNegoではなかったですな。

     

    そしてそのNego上手は、単に個々の“戦闘に強い”というだけのこと。戦術や戦略と言ったものが皆無。

     

    結果として、

    海外市場の売り手は、『してやられた感』を強く持って、“多分、次はない”or 強い警戒感を抱く、、『この男とはあまり商売したくない』と思われる訳です。

     

    ひとつのNegoに時間が掛かり過ぎ、嫌がる売り手が増えてゆき、

    上司の買い付け金額はどんどん減少、、、、当然ながら当初はこんなことなかったはず。場に慣れて、買い付けに行く度にNegoが上手くなって、思い通りに買えることが快感になって、商品よりもNego自体が重要になって行ったという訳ですな。

     

    ウッキーの下の者がバイヤーになって買い付けに赴く頃になりますと、この上司の口癖は『高い、買えない』になり、いつのまにやらその買い付け金額はウッキーの何分の1かに縮小しておりました・・・・

     

    よく言われることですが、

    スポーツではないのですから、

    Negoの相手とは『Win Win』であるのが大事、

    あるいは、『11敗』が無難、

    『今回は譲っておこう、次回は頼む』という関係、

    敵とそういう関係を築ける者が“本当のNego上手”。

     

    トランプの姿を見ておりますと、かつての上司と重なります、単なる“Nego好き”。そして性質が悪いことに、成功体験にドップリと浸かっているから周囲の視線が分からない、NegoのためにNegoをやっている。

    北の坊っちゃんと時間掛けて楽しいNegoやっているうちにアッと言う間に任期終了、引退。あんたはそれでも良いだろう、しっかり楽しんで自画自賛なんだから。

    けれど、ますます混迷を増すだけの東アジア。

    強い懸念が漂いますね。

     

    ところで、

    全く蛇足ながら、

    先月からの“日大騒動”や、今回の“米朝会談”におけるネットの論評の中に気になる表現があったので、付記したいと思います、、林先生も言ってたかもしれんけど―

     

    『うがった見方』

     

    正しいのはどっち?

    A 物事の本質をとらえた見方

    B 疑ってかかるような見方

     

     

    正解は、、、

     

     

     

     

    Aです。

     

     

     

    時事問題のネットでの論評を見ておりますと、

    『・・・うがった見方かもしれないが、』と前置きして、自身の考えを述べているケースに何度も出会います。

    これは文脈から明らかに、物事の本質を自信を持って捉えているとは言い難いですね。間違った『うがった』使用法です。

     

    ・・・偉そうなことを言っておりますが、恐らく、ウッキーも過去のこのページのどこかで間違った『うがった』を使用しているはず。そしてウッキーは、“物事の本質”でも“疑った”でもなく、『うがった見方』は‘ちょっと斜に構えて他人とは一線を画した物の見方’であると信じていたのであります〜、、

    アホやねぇ

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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