Uki Dialy

「カラーダイヤモンド専門店 コズミック」店主によるカラーダイヤモンドブログ
Summer Time
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         この明るさのなかへ

         ひとつの素朴な琴をおけば

         秋の美しさに耐へかね

         琴はしづかに鳴りいだすだらう

     

               ― 八木重吉(1898 – 1917)―

     

     

    昼間の真夏日から一転、夜間、早朝のひんやりとした空気の流れに、素朴に喜びを感じますね。光の中に秋を感じるのは来週あたりでありましょうか、、

    二十日は彼岸の入り、そして二十三日は秋分〜・・・

     

    それにしても、秋分と春分、日照時間が同じなのに、どうしてこんなに気候と気温に大きな違いがあるのでしょうね。NHKの“チコちゃん”に『ぼーっと生きてんじゃねーよ!』と叱られそうですが、何か釈然としないものを感じますな〜

     

    二十四節気『白露』を過ぎ、暦の上では『仲秋』なのにこの昼間の暑さ。これを果たして『残暑』と呼ぶのかどうか?! 悩ましい?ところではありますが、夏、summerとは言わんだろうと感じるのが若干の救いか!?

     

    ところで、EUの欧州委員会は、EU域内で採り入れられている“サマータイム”を廃止することを提案したのだそうですな、驚き!

     

    そして、EU域内の“サマータイム”に関する世論調査で、(サンプル数は不明ながら)、な、なんと、84%もの人がその“サマータイム廃止案”に賛成したのだとか、超驚き!! ウッキーは長年、Antwerpにダイヤ買い付けに赴いておりましたから、サマータイムの折りの欧州のtwilightの何とも絶妙とも言える街の美しさと心地良い空気を堪能し、欧州の人たちを非常に羨ましく感じておりましたから、まさかそのなに大多数の欧州人たちがサマータイムに反対だったとは想像も出来ませんでした。

     

    EU域内で実施されている“サマータイム”は、3月の最終日曜に日付が変わった瞬間に時計の針を1時間進め、10月の最終日曜にそれを元に戻すという制度であります。冬時間は、日本時間よりも8時間(英国は9時間)遅く、今はそれが7時間(英国は8時間)となっている訳ですね、、日本の午後3時は欧州大陸の午前8時です。

     

    そうですな、よく考えなとも、日本よりも緯度の高い欧州は、サマータイムがあってもなくても夏のtwilightは涼しくて美しい。その代り、夏が終われば直ぐに短い晩秋の後に冬が来る。だから人々は夏にとことんenjoyしようとして、サマータイムによって余計に疲れる、という訳ですな。

     

    ・・・ということは、、

    日本でサマータイムなんぞを実施したら、

    その分、労働時間が増えるだけ、

    皆、サマータイムの終わる頃にはヨレヨレ、11月に長期休暇が必要になる!

    これは絶対にいけませんな、“逆サマータイム”でもええくらいやないですか、しかも2時間くらい・・・

    5月の連休が終わった頃に、時計の針を2時間遅らせるのです〜

    本来の午後7時が5時になる。夕刻の6時はもうしっかり夜、仕事を終えようという雰囲気になる、労働時間の短縮になる・・・

    如何でしょうか?!

    そんな単純なもんではないという意見も当然あるでしょうが、

    日本の悪しき習慣は、仕事が一段落していても、外が明るいうちは何となく帰宅しづらいし、上司が残っていてはいっそうデスクから離れられない、ということ。それを解決するのが“逆サマータイム”だと思うのであります―

     

    欧州がサマータイムを廃止した後、現在の夏時間と冬時間、どちらで行くの?という議論も起こっているようですな。

    これは面白い、これこそ悩ましい。

    日本も、欧州のサマータイム廃止と時を同じくして、タイムゾーンを1時間遅らせてはどうですかな、労働時間を減らすために。

     

    さて、欧州のサマータイムが10月末まで続くように、日本に本格的な秋が来るのもまだちょっと時間を要しそうですね。

    秋の美しさに耐へかね・・・

    そのような感性でもってダイヤを見られることをしばらく忘れていたように思います。

     

    “しづかに”琴が鳴りいだす、、

    心の奥底の琴線が共鳴するような色の響きがあったなら、

    もう他になにもいらないと感じられるカラーダイヤ、

    常に身近にあるものです。

    VividIntenseばかり追いかけていては本当の美しさは見えてきません。

    閑静、閑雅、つつましやか、

    そして、気品。

    忘れ得ぬカラーダイヤは、そんなような彩を纏っているという気がしております。

     

     

     

    | ukitama | - | 16:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    Constellation
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      十数年前の新刊本、白洲正子と河合隼雄の対談共著『縁は異なもの』を眺めておりましたら、以下のような記述がありました。

       

      『ご縁』を英語に訳するのは非常に難しいのだそうで、

      英国人に、こうこうこのような事象を日本語では『ご縁』と言うのだけども、それを英語にすると何となる? と問うと、

      まず出て来る単語が、『coincidence』。

      それって『偶然』だろうと言うと、

      ならば『fate』かと。

      『運命、宿命』とはまたちょっと大袈裟な。

      そこまでは行かんだろうと、

      “GOEN is deeper than coincidence.”って感じ〜

      と説明すると、

      だったら『constellation』だと。

       

      ちょっと待って、それは『星座』じゃないの??

       

      いえ、かの有名なユング(1875 – 1961)、スイスの精神科医、心理学者ですけども、彼は、“人にとって大きな意味を持っている出来事の巡り合わせ”を、

      『constellation(布置・ふち)』と呼んだのだとか。

       

      日々、皆さん方とメールやら電話で遣り取り、お取引させてもらっておりますけども、

      当然ながら、『ご縁があった』ことよりも『ご縁がなかった』方が多いですね、残念ながら。『九分九厘大丈夫』だと思った時に限って『ご縁がない』。なんでやねん!??と熱くなってみても後の祭り、、そりゃまあ、どこかでウッキーがイージーに妥協すれば簡単に物事は運んだ、、ということは分かり切っております、しかし、それを端から見越して‘すんなり’Negotiation出来たのかと言うと、やはりそんなことは不可能。極端な話、100万円の商品を50万円にしろと言われて即座に『はい、承知しました、ありがとうございます。』なんて言う売り手はおりませんな、当たり前のことです、70万でもかなり難しいですし、バーゲンや特価の時であったら90万すら困難でありましょう・・・

      そこで、ならばナンボになんねん? 

      『はい、それでは・・・』、と続くのが通常の商談であり、ノーマルなプロセスですよね。

      ところがですな、

      最近の日本、災害がやたら多いことと関係があるのか?!『(100万円の商品を)50万だったら買ってやる』と言って来て、『いや、それはちょっと・・・』と回答したら、こちらが何度も妥協案を申し出ているにも関わらず“完全無視”を決め込む人が出てきたのですね、ホント残念至極、全く理解不能の事態。

      このような“ご無体”とも言える『ご縁のなさ』、一体どのように解釈すべきなのか?!?

       

      『縁』は仏教用語なのですね。

      物事には因(原因)があって、それに縁が作用して結果が起こる・・・

      『因縁』。

      因縁は、サンスクリット語の“nidana”に由来し、原因、動機づけ、機会という意味あい。ni (降下)とdana(束縛)、ふたつの言葉による熟語なんだとか。

      降下とは、高いところから命令などが下ること、という意味がありますね、、

      そう、天からの命によって束縛されて絶対に従わねばならない、

      それが『ご縁』。

       

      単なる偶然とは思えない不思議な巡り合わせ。

      なるようになった”と必然の如く感じられた出来事。

      あたかも準備されていたような出会い。

       

      ユングが言う『constellation』は元来、『星座』の意味、つまり、広い宇宙に別々に存在している星が白鳥や竪琴の形に見えて人に大きな意味を持つように、人を取り巻く様々な事象の数々もまた天から配されたもの。

      『ご縁』とは、あるなしではない。

      配される”もの。

      そこに“ある”からこその『ご縁』。

       

      通俗的に我々が使っている『ご縁がない』は誤用。

      ない”ものは『ご縁』とは言わないのですね。

      『ない』ものを追うべからず・・

      『ない』ものに幻影を求めるべからず・・

      なにかスッキリとした気分!

       

      『縁は異なもの』の中で、河合隼雄は次のようなことを語っております・・・

      白洲さんの著書を読むと、そこには一貫して『美』の追求があると言ってよいだろう。(白洲の著書で重きをなす)仏像、和歌、骨董、などなど。それらのどれをとってみても私には興味なく、不可解なことばかり。それではどうして白洲さんの作品に惹かれるのか。その秘密は『人』。美を外から眺めている人ではなく、その中に生きようとしていることがひしひしと感じられるのである。”

       

      河合隼雄が白洲正子の文章の中に『美』を感じたことが、河合と白洲の『ご縁』の始まり。

       

      これまでは、『縁』と『美』との間には何か両者を結び付けるものが介在していると思っておりましたけども、そんなものは不要なのですね。

       

      皆さんとウッキーとの間には『縁』と『美』だけが存在している・・・

       

       

       

       

      | ukitama | - | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      ベーグル
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        9月も初旬からなかばに差しかかって、あと10日余りで『秋分』ですね。

        北海道稚内では、今朝の5時前にマイナス0.9℃を記録、、、富士山頂以外ではこの夏以降で初めての氷点下なのだとか・・・ちょっとそれは行き過ぎやろと思いますけども、No more 真夏日、気持ちの良い秋の日が続いてくれることを祈りたいですね。

         

        先週は台風と地震、ホントもうとんでもない週でございました。平和そのものというイメージのある初秋の北海道があんなことになるなんて一体誰が想像したことでしょう。日本全国365日、安全なところは皆無ですな、自然災害に遭わないというのは全く幸運としか言いようがありません。

         

        台風やらにはあまり“ご縁”のなかった大阪なんですけども、今回の台風はかつて経験したことのない暴風でございました。UKI家の直ぐ近く、神社の森の端っこの木が何本か裂けて倒れ、そのうちの1本が道路を塞いでしまいまして、幸いにして大したことなく直ぐに通行可能になりましたが、このような光景を見るのは初めて、根から“ゴッソリ”という感じで倒れているのです、、思わず『オオッ!!』って声を上げてしまいました。

         

        近所では瓦が飛んで窓ガラスを割ったとかということもあったみたいですし、UKI家では、老朽化したウッドデッキの手すりというか柵の部分が完全に土台から外れてしまいましてね、一昨日の日曜は粗大ゴミとして出すために“解体作業”、、、チェーンソーを生まれて初めて使いました〜・・・田舎の倉庫にあったのを1か月ほど前に大阪に運んできたというタイミングの良さ・・・しかし、ウッキーのセンスが悪いのか、このチェーンソーというのは全く取り扱いが難しい! 急に動き出したら危険ですから、両手で2つのボタンを同時に押さないと動かない。しっかりとチェーンソーを持ちながらですから、結構力が必要で、木の固い部分はやはりそんなに簡単に切り落とせないし、逆に柔らかい部分を切った瞬間に勢いで自らの足の方に“刃”が向かって来る! 下手したら大けがでっせ、ホンマに。電動なので、そんな大そうな出力ではないのに、やたらウルサイ、もう近所迷惑も甚だしい! 台風直後のあと片付けだから許されるでありましょうが、1時間も続けたら、どこからか怒鳴り声が聞こえてくるに違いありませんな。もっと手際良く使えるように、神社の森に入って行って倒木相手に練習しないといけません、そんなことが許されるのかどうか知らんけど。

         

        さて、地震などの暗いニュースを瞬間忘れさせてくれたのが大坂なおみの快挙ですね。

        ホント全てが素晴らしかったです。

         

        と同時に、(彼女の“勝負メシ”という)サーモン・ベーグルとやらを初めて知りました〜・・申し訳ないけど、、マズそうやねぇ〜

        いえ、ベーグル自体はかなり以前から知っておりますよ。ダイヤモンドの世界のユダヤ人たちのパンでもありますから・・・・・ベーグルは中世の東欧のユダヤ人を起源としているのですな、ウッキーも2度ほど食しております、、若い頃、買い付けの休日にエルサレムの旧市街に観光に行ったのですが、朝食をしっかりと食べてなくてお昼前に『あ〜腹減った!』となりましてね、、ところが3,0004,000年前の建造物が立ち並ぶ旧市街、レストランなんてない、、ああ、どうしようと思っておりましたら、小さな屋台にベーグルが山積みにされているのを発見! 

        やった!と喜んで小走りに駆けつけて買ったものの、、

        ホント“素のベーグル”で、やたら大きい!直径25cmくらい!?

        しかも、味がない!

        甘み等を必要としている訳ではないのに、まるで味が感じられないのです、、

        ジャムとかバターとか付けないと食が進まないけど、日本の屋台ではあるまいに、そんなものをベーグルとともに提供してくれるはずもない、、いやホンマに難儀しました、残したベーグルがどうなったか??

        サッパリ記憶にございません〜

        ベーグルよ、ゴメンナサイ。

         

        閑話休題、

        テニスの試合で、1ゲームも取れない(取られない)ことをベーグルと呼ぶのだそうですな。

        大坂の優勝は誠に“ベーグル勝ち”とも言えそうな完勝でございました。

        そんな彼女を、

        Cosmopolitan

        と評している記事もありますけども、

        どういう意味で使っているのでしょうね、“国際人”ということかな?

        日本人の母親、ハイチ人の父親で、アメリカに住んで、英語が通常の言語ということで言っているのでありましょうが、

        彼女の言動は今どきの大阪の普通の女の子よりも余ほど日本人としての品格がありますね、“半分壊れて”いたセリーナの姿があっただけに、いっそう大坂の立ち居振る舞いが際立ちました、姿はアフリカ系だけど、内面は見事な『大和撫子』。

         

        それにしましても、大坂の対戦相手、かつての女王、セリーナ・ウィリアムスと、アメリカの観客たちにはガッカリでしたね。以前のスポーツ王国アメリカには、勝者と“その他”しかなかったはず。それが、勝者への称賛をほったらかしにしてのブーイング、ホンマどうかしている。セリーナは勝手に壊れただけ、欧米人によくあることですな、相手が強くて思い通りに行かず戦況が不利になると声が大きくなり、喚く(わめく)。

        それだけならまだしも、ラケット壊して、ついには審判を指差し、『泥棒』呼ばわり!

        狂っている。

        まさに、“She is mad.

        アメリカのテニス関係者やテニスファンは野球を見たことがないのか??

        MLB(メジャーリーグ)で、投手が際どい投球を『ボール』と言われて、激高して、自分のグローブを壊して、

        ついには、球審に詰め寄って、球審を指差して、

        『私のストライクを返せ! 泥棒!!』

        なんて言って無事に済むはずがない、

        単に退場で終わったら超ラッキーでしょう、下手したら10試合くらい出場停止になる。

        サッカーの世界、Englandのプレミア・リーグ始め欧州のプロリーグでも同じはず。

        テニスは個人競技だから暴言によって退場を宣告してしまったら全て終わってしまうから1ポイントや1ゲーム没収という“寛大”な措置になる訳で。だからって“やりたい放題、言いたい放題”はいけませんな。

         

        決勝が終わってしばらく時間が経過してからのセリーナのコメント、

        性差別云々、

        『誰かが声を上げないといけない、これからの若い世代のために・・・』

        アホくさ、こんなもの後付けの理屈、そして論点のすり替え。

        彼女の行為は、男か女か、という以前の問題、

        セリーナが審判を指差して罵声を浴びせている写真を見ると、男か女かの前に『アンタ、人間ちゃうやろ』と、言いたくなる醜さですな、あの顔はホンマ醜い、人間の顔ではありません、そこまで醜悪になれるかという・・・まあホンマに酷いもんであります。

         

        さすがにアメリカのマスコミも『まずい』と思ったのか、

        セリーナの主審に対する抗議や、大坂にブーイングした観客や、セリーナ擁護発言の大会関係者らを、「全米テニスが大坂選手にしたことは恥ずべきことだ」などと批判する記事を一斉に掲載し始めたのだとか、、アホ、遅いわ!

         

        一陣の涼風が吹き抜けたような大坂の快挙と日本的“奥ゆかしさ”、

        Elegantを内在する彼女の鋼(はがね)のような強さは、我々がこれまで日本人のアスリートに感じたことがない魅力と言えますね。

         

        世界ランクのトップに躍り出ることも遠くないような気がします、、

        頑張れーー

         

         

        | ukitama | - | 14:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        Proportion of Diamond
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          久しぶりに、ダイヤモンドの基礎知識に関しまして述べることといたしましょう。

           

          過去に述べていることの繰り返しになるかもしれませんが、

          どうか復習なさってください。

           

          ダイヤモンドのProportionに関して。

           

           

          ダイヤの説明の折りに、ガードルが厚いとか、クラウン角度がどうの、なんていうことを申しております。その際いちいち、ガードルがこれでクラウンはあれ、等の説明はしておりませんね、説明ばかり長くなりますから。いやホントに、ダイヤモンド一つ一つのProportionについて語り出しますと、それだけでA4の用紙1枚分ほどになりますから、ほとんど省略されているというのが実情。

           

          ですから、皆さんご自身で画像を見ながら判断いただくことが非常に重要となってまいります。その1歩目として、上記の図の“各パーツ名”をしっかりと記憶いただくことをお勧めいたします。

           

           

          上の図はラウンド・ブリリアントを横から見たもの。

          ラウンドの直径は「Girdle Diameter」のことです。

          Total Depth」と言っているのは「TableからCulet」までの長さです。

          Crown角度」とは、CrownGirdleから立ち上がっている角度のことです。

          Table, Total Depth, Crown Height, Pavilion Depth、それぞれの比率は、Girdle Diameterを分母として計算いたします。

           

          トルコフスキーによって開発された「Ideal Cut」、ラウンド・ブリリアントの理想的なProportionは、

          Table : 55~58%

          Total Depth : 59~62%

          Crown Height : 14~16%

          Pavilion Depth : 43%

          Crown Angle : 34.3°

          Girdle の厚み : 1~3%

           

           

          これがIdeal Cutの画像です。

          このProportionをしっかりと脳裏に刻んでいただくことをお勧めいたします。そうすることによって、“良くない物”を直ぐに判断できるようになります。

           

          具体的に、どのような悪いProportionが存在するのか、見てゆくことといたしましょう。

           

          まず、これ・・

           

          Thick Girdle(ガードルの厚みが大き過ぎる)、

          これによって、Face Upで見た場合の場面の大きさが小さい、という弊害が起こります。1.0crt から1.1crtのラウンドの場合ですと、Ideal Cutでなくとも、通常に『良い部類』と判断されるProportionの直径は、だいたい6.4mmから6.5mmですが、画像のようなThick Girdleになりますと、ほぼ6mmになります。

           

          次はこれ・・

           

          Total Depthが小さ過ぎるもの、業界では『Shallow』と呼んでおります。

          Crown角度が大き過ぎることによってTableが広すぎることになりますので、Face Upで見ると良く分かります。Crown HeightPavilion Depthが、ともに小さくなりますから、反射が良くなく、また、Tableの内側にGirdleが写り込んでしまいますので、これを『Fish Eye』と呼び、『Shallow』とともにこの種の悪いProportionの代名詞になっております。

           

          3つ目は・・

           

          Crown部分が大き過ぎるもの。

          これもまた場面が小さくなりますが、それ以上に大きな弊害は、Face Upで見た場合にTable部分が黒っぽく感じる、いわゆる『Dark Center』という現象です。

           

          そして4つ目・・

           

           

          Pavilion部分が大き過ぎるもの。

          画像はプリンセスカットですが、プリンセスカットにはこのようなProportionの物が多いように思います。何故かと言いますと、このようなプリンセスカットで、同じような大きさの物を2個、TableTableを合わせて“くっつけ”ますと、“原石の元の形”に近い物になるのですね。まあ要するに、非常に歩留りが良い、ということに他なりません。

          プリンセスカットのダイヤが特にテリが悪いということはありませんが、やはり重量に比して場面が小さいことは否めませんし、このようなタイプのダイヤは欧州では次のように言われます、

          this stone does not have much sparkle or fire

          Sparkle』『Fire』は、難しい単語ではないものの、なかなか日本語に置き換え難いですね、感覚的にご理解いただけたら幸いです。

           

          Sparkle & Fire』がやはりダイヤの命と言えるかもしれませんね。

           

          蛇足ながら、

          Ideal Cut』は、ダイヤモンドの光学性に最も相応しいProportionを数学的に導き出したものでありますね。

          ですからそれは、人間の目に一番美しく見えるProportionではありません。

          現在のCut評価の『Excellent』が、必ずしも『Ideal Cut』と一致していないのは非常に興味深いことです。

           

          細かいことを言い出せばキリがないと言うか、

          ダイヤモンドのCut & Polishは、“ダイヤモンドを考察”するうえで一番複雑で難解な分野ではないでしょうか。

          古代の非常にシンプルな研磨から始まったCut & Polishはいまだに進化の歩みを止めてないものと思われます。

          しかし、あくまでも上記が基本、

          これさえしっかりと“おさえて”おけば、もう大丈夫!!

           

           

           

           

           

           

           

           

          | ukitama | - | 15:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          台風20号!?
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                    秋の立つ昨日風は身にしみて

                    けふは暑さに又かへりぬる

                         小沢 廬庵 (江戸中期の歌人) 

             

            ― 昨日は秋が来たかと思うほど風が身にしみたが、今日はそんな昨日を忘れるほど暑さがぶり返した ―

             

            今日は二十四節気『処暑』、

            暑さが落ち着く、一段落する頃・・・だったはずですが、、

            あの爽快な23日間は幻か?!

            落ち着きかけていた暑さがまた台風によって“ぶり返し”ですね。

            昨日はまた、ほぼ40℃のところもありましたし、大阪も38℃くらいでしょうか、強い日射しの中、配達に来てくれたヤマトのニイちゃんが帽子も被ってないものですから、『頼むから帽子かぶって!』とお願いいたしましたよ。

             

            台風20号ですか、

            はたして“適度な雨”と涼風をもたらしてくれるのか??

            非常に心配!

             

            ネットのニュースを眺めておりましたら、東北では向日葵(ひまわり)の花が見頃なんですな。向日葵というのは、我々が子供のころ常に‘そばにあった’はずなのに、どういうことか、このところほとんど見ないですね。群生している写真などを見ますと結構感動的です。

            向日葵の大きな花は、花と言うよりも“顔”ですよね、いつもSmileという感じ。あの雰囲気、原産地は南米、ブラジルあたりに違いないと思っておりましたら、北米、カリフォルニア界隈なんですな、紀元前からインディアンたちの貴重な食料だったとか。これが大航海時代にスペインに渡って、その後ロシアへ。ロシア人たちは向日葵の種子を煎って食してきたのだとか。今では専ら食用油用に栽培されているようですね。

            イスラエルにもありましたよ〜広大な向日葵畑が。ホントもう見わたす限りの壮観な眺め。買い付けに行っている際の休日、取引先のマネージャー氏の車で“エルサレム巡礼”でも行く途中だったのでしょう、、圧倒されるばかりの風景に、思わず停車をお願いしましてね、その向日葵畑の中に入って行ったのですよ。ところがですな、ああいうのって少し離れて見るのが一番なんですな、また、そばに近寄ると流石に“大陸もの”は規格外、ホンマに化け物向日葵〜・・チビのウッキーの背を遥かに上回る背丈、ほとんど壁と一緒! 何も見えない!!

            幼稚園児たちの身長とほぼ同じくらいの向日葵が並ぶ日本の“ひまわりパーク”の何と可愛いことよ。

            まあ恐らく、日本の向日葵たちは煎られることもないだろうし、油搾られることもないのでしょうな、天真爛漫のSmileという気がいたします。

             

            それにしても、画像の向日葵の何という“Clean Beauty”、

            爽快感さえ感じさせるVividな黄色とオレンジですよね、この‘格別感’は東北の向日葵だから?

            大阪にもこんな綺麗な向日葵があるのか?!

            絶対に無理という気がしております〜

             

                 

            さて、甲子園2018

            やはり大阪桐蔭の春夏連覇で幕。

            金足農はホント残念でした。

            しかし、快腕・吉田君というニュースターも誕生し、見ごたえある夏の甲子園でございました。

             

            ところで、ずっと一人で投げてきた吉田君が決勝で痛打され、降板を余儀なくされたことで、高校野球の投手の球数制限やらゲームの夜間開催やらというようなことが言われ始めましたね。それらの是非はともかく、まあ一考に値することでもありますが、、

            まず一番に何が、投手を消耗させているのか、ということに関して、

            誰も正確に言及していないとウッキーは感じております。

            何か?

            金属バットに他なりません。

             

            前回にも少し述べておりますけども、

            “鬼の金棒”のせいで、あれだけ飛距離が伸びれば投手は消耗しますよ。討ち取ったと思ったら外野を越されるわ、フェンスを越えてゆくわ、球数が増えて当たり前。そして、打球の勢いが違いますから、内野ゴロがやたらイレギュラーする。甲子園のグラウンド整備は、かの有名な阪神園芸。去年のセリーグCS、絶対に無理と思われた雨の甲子園をプレーできるように整えたのはまだ記憶に新しいところですね。その阪神園芸の“技”をもってしても防げなかったイレギュラー・バウンドのヒットの多さ、ホント異常でございました。金足農の三塁手も強烈なイレギュラー・バウンドを胸の上のあたり、首の近くにもらってましたね。ホント危なくて仕方ない、そのうちに大けがする選手も出るに違いない。

             

            即刻に金属バットをやめるべし!!

             

            なに?

            木のバットは折れやすい、お金が掛かり過ぎる??

            あほな、

            今よりも格段に貧しかった昭和初期も終戦直後も皆、木のバットでやってたのですよ、色んな工夫を凝らして。少しでも折れにくいようにと、石でバットの木目を擦って“締めて”いる高校球児の姿も見たことがあります。

             

            しかし、どうしてこんな当たり前のこと、

            “全ての元凶は金属バットにあり”、ということ、

            マスコミも問題提起しないのでありましょう、ホ〜ント不思議というか、

            怒りが込み上げてきます。

             

            このウッキーの憤り、伝えてくれい!!

             

            もう8月も4週目の木曜日、

            あと8日で今月も終わり、

            今月のUKI氏は一体何をしていたのか??

            昨日、陳舜臣の『小説・十八史略』を読み終えました!

            ハードカバーで、1ページが2段になっている文字の小さな750ページほどの分厚いのが“上中下”の3巻ですぞ。

            何年かかったのか?

            いつスタートしたのかまるで覚えておりません。上巻を初めて開いたのは絶対に10年以上前。ひょっとしたら上巻をスーツケースに入れて海外に買い付け行っていたかも?!

            中国・古代王朝の殷の時代から、南宋がモンゴルに滅ぼされるまでを描いた超大作でございます。

            読んだとは言え、途中に何度も長いインターバル、最初の方と言うか、上中巻はほとんど覚えておりません〜マラソンコースを何回かに分けて走って“完走”と言ってるようなもの?! あまり自慢になりませんな〜

            そんななかで、ひとつだけ確たる印象が残っております・・・・

            中国は4,000年間、本質的に何も変わっておりませんな。

            凄まじいばかりの権力闘争、裏切りの繰り返し、そして民衆への圧政。

            中国大陸の中心部分に吹き荒れる暴風は収まることなく続いている訳で、その暴風域が大きくなって周囲におよぶことも。強烈な風によって飛んできたが如くの中国文化。海に隔てられた日本は幸いにしてその良い部分だけを頂戴した〜と言ったら言い過ぎかもしれないけど、漢化されることなく漢字を使うようになったことを始め文化学術的な手本であったことは確かですし、ああいうふにやってたら政権は倒れる〜という反面教師としての役割も大きかったのではないかと思いますね。

            特に意味もなくこんな文章を綴っておりますけども、

            現在の中国に学ぶべきことはあるのかと考えてみまするに、、

            そう、知らないのですよね、ホント我々は中国のことを知らないという気がします。軍拡、少数民族迫害、貿易戦争、、なんていうマイナスイメージの事項だけが現代中国ではないのに、ホントそんなことしか知らないですね・・・

            これはいけない、

            というところで〜

            明日からは南宋以降、元帝国からの中国を“お勉強”してみようと強く心に誓ったウッキーでした〜・・・

            な〜んじゃ、そりゃ!??

             

             

             

             

            | ukitama | - | 16:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            涼風至?
            0

              夏の甲子園も早や12日目、

              今日、明日はベスト16が激突、好カードが目白押し。

              皆さんの地元、あるいは郷里の高校は残っているでしょうか。

              ベスト16に母校が入っているという方も当然いらっしゃるでしょうし、これからは毎日ワクワクドキドキでありましょう。

              今年は100回記念大会で参加校が多かったせいでしょうね、ゲーム内容も多彩、開幕から11日も過ぎていたとは、ホントついさっきまで気が付きませんでした。

              色々と見どころが多い中、ウキ的にはやはり郷里・三重の白山高校ですね。残念ながら早々と敗退してしまいましたが、初戦大敗の中でも新鮮な戦いぶり、一陣の風のように甲子園を去って行ったのが一番のドラマでございました。

              23日前からは、どこが大阪桐蔭を倒すか?!ということに主眼を置いてチラリチラリとテレビを覗き見しては仕事しておりますよ〜・・・そう、大阪府民でありながら“アンチ大阪桐蔭”を公言して憚りません。PLが強かった時も強烈なアンチPLでしたしね、毎年同じようなタイプの私立強豪の大阪代表はどうも応援する気になれまへんな。

              大阪桐蔭は強烈な打線、ハイパー・オフェンスですから、それを抑え込める投手を擁するところでないとダメ、ということで、岡山の創志学園が有望かなと思っていたら昨日敗退、イチローの母校の名電もかなり実力ありと思っていたら今日敗退、、横浜も強そうと感じていたけど、昨年の覇者の花咲にかなり打ち込まれ、あれではなぁ〜と少しトーンダウン・・・となると、期待できるのは平安、報徳、浦和、というような総合力の高いチームか、、なんて考えておりますが、皆さん如何お感じでしょうか。

               

              最近の夏の甲子園の戦いぶりは、ひところと全く違いますね。『背番号1番』が先発しているゲームは半分もないでしょう。他のポジションは、ほぼ従来通りの背番号で守備位置に付いているのにね。負けたら終わり、一発勝負のトーナメントですから、初戦から10番や11番が登板してくるというのはどうも納得できないですな。結局、『1番』は、過去のような絶対的エースではない!? ならば、1番という背番号は一体何を基準に決めているのか、各校の監督に詳しく聞いてみたい気がいたしますね。

              まあ恐らく、暑さ対策と金属バット対策、疲れて球威がなくなって痛打される前に継投で“待機している1番”へ、ということでありましょう。要するに、先発は2番手、ベンチで待つのが『1番』、、なんやもう訳分からん!?! それにしても、どのチームも『1番』とほとんど力量変わらぬ『10番』や『11番』を“備えて”いるというのが凄いところ。そうじゃないと予選を勝ち上がって甲子園に来られないのでしょうね。

               

              攻撃の方もね、送りバント、スクイズが激減ですな。この傾向はもう10年以上前からですけど、今年は特に少ないですね、いやもう、あの大型の選手たちとその強烈なスウィングを見ると、ウッキーたち元高校球児でなくともバントという選択は非常に勿体無いと感じるのではないかと思います。そして、解説者泣かせでもありますね〜・・どのゲームか忘れましたが、接戦の終盤、無死12塁で、珍しく送りバント、しかし、初球二球目とファウルになって2ストライクと追い込まれたのですね。解説者は、『ここは何としても23塁に進めるべきだから、スリーバントをすべき』と言った直後の3球目、ヒッティングに切り変えて三遊間を破るヒット〜・・・以前の高校野球では実に稀な展開。解説者は『私が間違ってました』と脱帽だったですけど、こんなのは全く謝る必要はありませんね、単なる結果論。打たせて内野ゴロ併殺も十分に有り得た訳で。そうなったらそうなったで、解説者は“どや顔”するのかもしれませんけどね。

               

              全く新しいルール、タイブレークも既に2試合。

              面白いことに、タイブレークになるとバントするのですよね、これはちょっと不可思議。裏の攻撃で1点差なら分からんでもないけど、表の攻撃は裏を見据えて34点欲しいところ。無死12塁から打って行くのがセオリーというのが国際大会等で“タイブレーク”を経験しての結論だったのでは?

              いずれにしても、このタイブレークには相当に賛否両論がありますね。ウッキーは、まあええのとちゃうか〜くらいの感想。タイブレークは従来の野球ではなくなるけど、攻守とも戦術面でより頭脳的な方が勝利するのではないのかなと、違った興味も湧いてきますからね。

               

              そんなことよりも、

              もうええ加減に金属バットやめろ、と言いたい。

              浜風の逆風なんて全く関係なしにライトスタンドに飛び込むホームランや、‘こすった’ような当りがレフトのポール際に入るのを見る度に、これこそ従来の高校野球ではないだろうという思いが強くなります。

               

              面白いことに、

              高校野球の金属バットは、ウッキーが高校に入学した年に始まったのですよ〜・・

              既に“ン十年”!

              最初、ウッキーの高校には金属バットが2本しかなくてね、打撃練習では使わせてもらえずに、な、な、なんと、『竹製バット』を振っておりました・・・手元で詰まると異常なまでに手が痺れまして、大好きなはずの打撃練習が嫌いになりかけたり・・・それが、卒業して34年経って母校のグランドに練習を見に行きますと、金属バットが20本くらい並んでおり、木製バットが姿を消しておりました、、竹製バットなんてあるわけない!!

              あれはちょっとショックだったですな。

               

              初期の頃の金属バットは、単に“折れにくい”ということだったですな、飛距離はそれほど劇的なものは感じませんでした。1年生の時、初めて試合でヒットを打ったのは従来の木製バット。レフトオーバーの二塁打だった、、今でも『カッ(キ)コーン!』という“芯を喰った”乾いた音が甦ってきますよ。

               

              今の金属バットをテレビの画面を通して見ておりますと、従来のバットという概念を超えている感じがいたします、“異様な金棒”ですな、あれはいけません。今では、金属バットの飛距離は、木製バットの3割増しくらいなんでしょうか。打率は、感覚的に2割打者が3割打者に変身〜という感じですな。ですから、3年前くらいでしたかな、平沢やオコエというような好打者強打者が甲子園を沸かせたのは。彼らがプロに入って、木のバットを使いこなすのに相当に苦労したようで、彼らの“現在地”はどうなってるのかと案じられますしね。

              高校野球はプロを養成する場ではないですけども、どうせやるなら全員に高いところを目指してもらいたいですし、それならプロと同条件でやるべきでしょう。それに、木製バットに返ることによって、また高校野球が新たな展開を見せるに違いないと思いますね。より戦術的になり、打撃技術が向上するのではないかと思います。

               

              仕事の合い間にフラリと立ち寄った喫茶店で高校野球見ながら長々と無駄話をしているような文章でホント申し訳ないですな。

               

              今日は、“送り火”に合わせたかのように、猛暑も一服、、

              一週間後は二十四節気『処暑』。処暑の『処』は、几(つくえ)に腰掛けている足の様子を示し、「安んじる」「落ち着く」の意なんだとか・・・暑さ落ち着く〜となるでしょうか、1週間後。

               

              暑さ落ち着く前に、

              既に当店の商品ラインナップは見事なまでに、初秋の趣きと新涼の光沢と冴えを見せ始めておりますよ。

              皆さんの購買意欲が一気に増すことを期待しております。

               

              | ukitama | - | 17:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              送り火
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                お盆休み、如何お過ごしでしょうか。

                今年は、11日から19日までの9連休という人も多いでしょうし、また例年のように、中途半端に1617日が出勤でまた土日休みという人、あるいは既に今日から『ああシンド〜』と言いつつ通勤電車に乗った方もあるのではないかと。UKI家も、息子は今日から仕事ということで早々と昨日戻ってゆきましたし、そんな兄を尻目に、娘の方は明日から“お休み後半戦”、国内小旅行〜恵まれたものです。

                我が業界は概ね明日から仕事ではないかと。AGTや中央宝石研究所がそうなんで、周囲もそれに影響されていることだろうと推測しております。

                 

                Antwerpのダイヤ業者も、ダイヤモンド街はまだ夏休み期間中ですが、MumbaiHong Kongで仕入れに忙しくしている者もいるようで、昨日、メールが来ておりました・・・・『今週はよく売れてる?』ってね、、、

                 

                ・・・お盆の頃っていうのは、売れるどころか商品見てくれている人が非常に少ないですな、ホンマお話になりまへん。今年は特に厳しい暑さですから、昼間のイベントでもうグッタリ、、夜は食事して直ぐに寝るに限るってことでありましょうか。朝はまた日が昇ると暑くなりますしね・・・

                ・・・というところで、今月2週目から出品しております当店の商品は、まだまだ新品のまま、新鮮な輝きのままに残っている物が大半。是非ともこれから感覚新たに、爽快な視線でご覧いただければと思います・・・

                 

                そう言えば、Antwerpのダイヤ業者に日本のお盆休みのことを言ったことがなかったなと、いうことに気が付きまして、“Business is very slow”の言い訳を書き始めたのでありますが、これが結構難しい!

                 

                『お盆は、非常に仏教色の強いイベントで、祖先の霊魂が家に帰ってくると言われており、それをお迎えして一緒に過ごし、お送りしなければいけない、というもの。だから、ダイヤモンド等の商品を売買することに適しているとは言い難い』〜なんていうことを英語で書き送ったのでありますが、

                先方に理解してもらえるかどうか、全く自信がない!

                そもそも、霊魂という日本語にピッタリとはまる英単語があるのかどうか??

                れいによって和英辞典を引きますと、

                Spirit

                Soul

                Departed soul

                などといったような単語が出て来るのですけども、

                感覚的に何かスッキリしませんなぁ。

                Sprit Soulが家に帰ってくると言ったら、それはGhostではないのか?

                ってね、突込み入れられそうですし、いわゆる“見える人”ではないウッキーが、『本当に霊魂が帰ってくるのか?』と問われれば、『ホンマやでぇ』と言える訳でもなく、『だったら、迎えるも送るもないだろう』と言われて、さあ困った〜・・・となるやも・・・・

                 

                『俺には見えないけど、見る人には見えるのだ!』

                と言うしかない?!

                 

                そもそも“お盆”とは何ぞや?

                 

                お盆 → 盂蘭盆会 → ウランバーナullanbana(サンスクリット語)

                 

                ということは皆さんもご存知でありましょう。

                ならば、ウランバーナとは何ぞや?

                近年、有力な説となっているのが、古代イランの言語で『霊魂』を意味するurban(ウルヴァン)を語源とするというもの。

                盂蘭盆会の“お話”としては次のようなものが一般的ですね。

                 

                ある修行僧が安居(あんご、一定期間の集団修行)の最中に、亡くなった母親の姿を探すと餓鬼道に墜ちているのが見えたそうなんですな。非常に飢えていたので水や食べ物を差し出したところ、そのことごとくが口に入る直前になって炎となって消えてしまう、、困り果て、お釈迦様に相談したところ、安居の最後の日に全ての比丘(安居の修行者)に食べ物を施せば、母親にもその一端が口に入るだろうと言われ、それを実行すると、比丘たちが大いに飲み食いし踊って喜び、その喜びが餓鬼道に墜ちている者に伝わり、僧の母親の口にも水や食べ物が入ったと。

                 

                であるからしてお盆には、盆踊りがあって、それには屋台がつきもので、皆で飲んで食べて騒ぐというのが現在でも続いている・・・

                 

                そうなんですな、餓鬼に施す、施餓鬼ということがお盆の一番重要なポイント。

                餓鬼道に墜ちている者を救い上げることが出来るなら、大いに皆で盛り上がるべき!!

                 

                だったら、、

                ダイヤモンド売っても買っても全く問題ない!!

                 

                ですよ〜皆さん。

                と言っても、もうお盆も明日で終わり、明日の夜は送り火ですね。

                カラーダイヤの中に送り火を見ながら、ご先祖様をお送りしてあげてください。

                ご先祖様に当店のカラーダイヤをおひとつ持たせると考えて、今日、明日にお買いものしていただくことも誠に有意義!!

                 

                送り火に相応しのは、やはり趣きある高彩度・・・

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                | ukitama | - | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                立秋!
                0

                  “夏の甲子園”が開幕。

                  昨日は日曜でしたから、開会式をご覧になった方も多かったことでしょう。

                  気のせいでありましょうが、やたら画面が明るいと言うか、例年よりも眩しい!と感じました。

                  熱中症対策で、開会式に参加の高校生たち全てが小さなペットボトルをポケットに入れていたのがこれまでにないところ。

                  しかし、熱中症どうのとかって問題にするのなら、大会会長はじめ‘お偉いさん’方ねぇ〜あんたたち下らんこと喋り過ぎ、挨拶か訓示か知らんけど、もっと簡潔に要領良くやりなさいよって、感じたのはウッキーだけではありますまい。全く詰まらんというか、苔が生えたような、いえ、もっと酷いね、口臭がしそうな言葉の羅列。誰もあんたたちの言ってること聞いてないよって、全国のテレビの前から、わんさかとブツブツが殺到していたのではないですかな。

                  せっかくの皇太子もね、宮内庁職員が書いたのか、はたまた文科省の官僚が作文したのか知らんけど、心に響かないこと甚だしい祝辞を読まされてね。あの出来の悪い原稿を眉ひとつ動かさず淡々と読めるのは皇太子ならではじゃないかと、つまらんところでまた感心してしまいましたな。横に座っていた雅子妃の表情は、『よく最後まで読んで下さいました』ってね、顔でございました。

                   

                  昨日の選手宣誓は、もう“宣誓”ちゃうね。ただの選手代表挨拶や。ちょっと喋り過ぎでしょう。ああいうのは誰も期待していないはず。被災地のことを思いやるのは非常に大事なことだけど、選手宣誓に立つ選手代表のTop Priorityではありませんな。一番重要なポイントは、当たり前のことだけど、甲子園でのこれからの戦い対して宣すること、そして少し加えるとしたら自分たち高校球児の未来に関して。若者らしく瑞々しくシンプルに、が基本であることは言うまでもありませんね。我々の頃の“・・・スポーツマンシップに則り正々堂々と戦います”という大きな声が響き渡る紋切型が懐かしく好ましく思い出されました。

                   

                  しかしまあ、100回記念大会で仕方ないのかもしれんけど、開幕戦のプレイが掛かるまでの長いこと長いこと。ようやく松井ゴジラが始球式に登場してきたかと思ったら、、、始球式のボールがわざわざヘリから落とされる〜・・と、ど、どんな見ごたえある演出なのかと期待していたら、な、な、なんと、朝日新聞の『朝の字』も鮮やかな社旗とともに落ちてきたのにはホント度胆を抜かれましたな、嗚呼〜ホントおもしろかった、100回の開会式全てを見ているはずはないけども、間違いなく史上最低の開会式でございました。

                   

                  さて、明日は“立秋”、立秋だ、立秋です、そう、立秋!

                  誰か、ヤフオク出品者の一人が、暑さで脳みそ腐ったのでありましょうか、、

                  『八月七日は“秋分”』と書いておりましたな、今も残っているーーー消せない!

                  ああ〜恥ずかしい!!

                   

                  ・・・気を取り直しまして、

                  極暑の中の立秋、

                  しかし、このような暑さの折りにこそ、秋の気配を感じると言います。

                  そよりとも動かなかった夕凪に、ほんのわずかな大気の揺れを感じた瞬間、

                  花火が消えた直ぐあとに闇の奥が見えたように感じた瞬間、

                  ラムネの中のビー玉の音が、ほんの少し大きくなったように思った瞬間・・・

                   

                     きり口に風の生るる西瓜かな

                   

                  これは、正岡子規が生涯の師と仰いだ大原其戎(おおはらきじゆう、1811-1889)の句。

                  冷たいスイカを切ると、切り口から涼風が立つ〜

                   

                  先月末、清少納言が“かき氷”ならぬ“削り氷”を食べていた〜なんてことを書きましたが、1,000年前の“削り氷”のシロップは1種類だけだったのか? なんてことを考えだしたらちょっと眠れなくなりました〜アホやねぇ。

                  清少納言女史は『あまづら入れて』と言ってるだけで、他のシロップには言及しておりませんな。我々は、1,000年前のことだから、いくつも選択肢がある訳ないと勝手に解釈して、平安時代の“かき氷”は常に“あまづら”とともに〜と思ってしまうけど、他にも甘い物がいくつかあったはずですからね、それらがシロップや甘味料にならないはずがない。ところがまるで他の記述が見つからないのですな。蜂蜜なんかどうだったのだろうと思いますけどね・・・

                  なんでそんなこと考える??

                  いえ、エアコンの効いたところで21世紀風のかき氷を口に入れるより、

                  暑い京の都の清涼殿で、氷室から運ばれてきた氷とご対面することを想像する方がCool感が強いと思った訳でしてね。

                   

                  この前、くだらぬテレビ番組を眺めておりましたら、

                  かき氷の“ブルーハワイ”は何味や?

                  って、やっておりました。

                   

                  そう言えば、ブルーハワイなんて、なんで“かき氷”なんだ?

                  カクテルの一種だと思っておりましたよ。

                  立派なお酒!

                  若い頃、ちょっと小洒落た居酒屋で、皆でワイワイやっている時に注文して、巨大なグラスになみなみと注がれて、ストローが何本も差し込んである。何人かで一斉にズズッと吸い込みまして〜キショい!

                  ベースはラム酒ですな、アルコール度数40%の結構きついやつ。

                  そんな風味を、かき氷にして、お酒はいれないけど、さあ何味?と言われても、ソーダかな〜みたいな感覚でしかないですな。

                  でも、確かにCool感は他の物よりも格段!

                   

                  ・・・しかし、

                  本当のCool感、極暑の夜の、本当の必需品はこれ!

                   

                   

                  どうか現物を視覚と肌でしっかりと感じてください。

                  耳を寄せれば、、

                  ひょっとしたら、清流の音が聞こえるかもしれませんよ。

                   

                   

                   

                  | ukitama | - | 16:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  八朔 2018
                  0

                    8月ですね、仕事放り出してどこか行きたいですね〜3週間くらい。

                    北欧なんて行けたら最高だろうね、北欧でなくとも北海道の端っこでも良いです、今日の稚内の予想最高気温は25℃!

                     

                    ところが、本当に3週間以上の休暇が取れたとしても、1週間も経ったら何とはなしに気持ちが落ち着かなくなってソワソワ、早々に戻って仕事―ってなるのが普通の日本人なんですな。長期休暇に全く縁のないウッキーでも想像に難くない!

                     

                    フランスの5週間を筆頭に、欧州は平均4週間の夏休み。緯度が高いところが多くてサマータイムですから、昼間の時間が長く、欧州に長期滞在経験のある日本人に聞きますと、夏は『ホント疲れる』と。何とも贅沢な悩みですな。お金も余分にかかるでしょう。余分どころかかなり掛かるのでは? と推測しておりましたら、ノルウェーに住んだことのある人が言うてました、『サラリーマンの78月の所得税がかなり軽減されている』のだとか。その分、他の月に多くなるのは当然ですけども、そういうフレキシブルな税制は嬉しいことですよね。

                     

                    さて、このところ“爆発的”とも言えそうな来日外国人観光客、

                    この暑さの中でも減るどころか増々多くなっているようですね、話題も豊富〜

                    ・・・昨日のネットニュース、

                    高野山の、とある宿坊の予約サイトに投稿されたレビューと、それに対する宿坊側の辛口返信が面白い!

                     

                    真冬には氷点下10℃以下にもなるという高野山上、同じ関西とは思えまへんな、今頃さぞや“別世界”に違いないでしょうね、多くの外国人観光客で賑わっていることかと。ウッキーは南海電車高野線(こうやせん)沿線住民ですので、昼間に電車でちょっと行って帰ってくるというような時、同じ車両に大きなスースケースやバックパックを置いた外国人たちと常に乗り合わせております。一両に10人ほどいることも珍しくなく、昼間で空いてはいるものの、あの大きなバック類はホント邪魔。座席にも平気で置いていたりね。ホンマにもう、ちょっとくらい気使えよ、と心の中でブツブツ〜

                     

                    そういう奴らが、ネットの予約サイトで以下のようなこと言っている・・・

                    ・・・食事は質素なベジタリアン料理・・・例えば建物の歴史や教団について、それから僧侶としての生活についてなどを英語でもう少し説明してくれたらもっとよかったと思う・・・等々〜、、、まあ特に目くじらを立てるほどのことでもないけど、そんなことは行く前から分かってるだろうってね。また、そういう“彼らにとって超絶超特”の非日常がええから行くのとちゃうのかと、それならもっと自分で勉強してから行けよ、とかって普通の日本人は感じますな、、、そう、確かにそういう投稿はオカシイ!

                     

                    そのちょっとオカシイ投稿に対しての宿坊の返信・・・

                    ・・・・ここは究極的には修行の場だ。当然ながら、食事その他はすべて質素なものになる・・・・西洋人だからという理由だけで特別扱いはしない。特別に説明してもらう人は誰もいない。これまでずっとそうだった。あなたが日本語や日本の文化を理解すればいいだけだと思うけど、でもそうじゃないんだろ。そんなに僧侶の生活に興味があるなら、頭を剃って自分が僧侶になればいい〜

                     

                    笑いとともに“胸のすく思い”というのでありましょうか、

                    よう言うてくれました、って感じ。このようなトーンの意見やコメントは、日本に来る外国人の色んな場面に対して非常に“有効”と思いますね。

                     

                    先週、所用で京都の実家に行っていた家内が戻ってきていきなり、『(京都は特に)暑い、外人多過ぎ』と叫んでおりました。

                     

                    京都に外国人観光客が多いのは今に始まったことではないけども、ウッキーたちが若い頃は溢れ返るほどではなかったですな。それが今では、京都駅の表側のバス停の長い列には、並んで待つ気もなくなるほどだとか。

                     

                    京都のみならず、大阪も奈良も“主要地点”では、外国人観光客の方が日本人よりも絶対に多い気がします。

                     

                    しかしこの現象、ウッキーはもう20年以上前に予想しておりましたよ。

                     

                    世界各地、、と言うほど多数の国々を回り廻った訳ではないですが、

                    海外出張に赴く度に、海外から帰国する度に日本の良さを感じておりました、、、食事であったり、街の清潔さであったり、(ダイヤ以外の)商品の確かさであったり。

                    そして何と言っても日本の良さ、日本人の良さは〜・・

                    Hospitality

                    これですよね。

                     

                    Hospitality、英和辞典で引きますと、

                    歓待、厚遇、親切にもてなすこと、

                    という訳語が出てまいります、、

                    そう、

                    いわゆる『おもてなし』。

                     

                    我々世代が若い時、20世紀には特に『おもてなし』なんて言わなかったと思う。言うまでもないこと、あって当然のものだったし、日本人に自然に備わっているものであった『おもてなし』。

                    それは、20世紀においては、なんとはなしに感じる‘居心地の良さ’と捉えていたのではないかと思います。

                    それが最近になって『おもてなし』という言葉で表現されることになったのは、東京五輪誘致の滝クリのプレゼンが大きいのでありましょうが、

                    2010年ころから外国人観光客が大きく増えだして、その理由がHospitalityであるに違いないと、認識され出したからでしょうね。

                     

                    ウッキーが年間に何度も海外買い付け行ってる時は、行き帰りに、どの国の航空会社使っても、搭乗者の9割以上は日本人でね、どうして日本に来る外国人はこんなに少ないのだろうって本当に不思議に思っておりましたよ。その情況は1990年でも2005年でもほぼ同じだったけど、2003年頃には、『日本に多数の外国人観光客が来ないはずはない』と確信いたしました、、口コミと言いますか、ネットで、日本の良いところ素晴らしいところ、日本でしか経験できない事が世界に拡散するに違いないと思いましたから。

                     

                    まあ大したことではないけども、皮肉なことに、そうなったらなったで、高野山の宿坊に老舗旅館のようなHospitalityを求める欧米人も来る。

                     

                    しかし、ホント日本って外国人天国ですよね〜

                    日本語をひと言も喋る必要ない、喋らなくても、周囲の日本人がほとんど外国語を理解しなくとも、なんとか外国人の要望を聞いて応えてあげようと努めますし、外国人が特に助けを求めなくとも“おせっかい”やきの日本人が常にいる。

                     

                    それにしても腹立つのは外国人の若い女たち。恐らく、男たちからチヤホヤされることに慣れているのか、あるいは、風采の上がらない日本人のオッサンは無視で構わんと決め込んでいるのか、その両方なのでありましょうか、新幹線車中の狭い通路で、こちらが道を譲って横によけて待っているのにThank youのひと言もない! ほぼ例外なしですな。また、往来の邪魔になっているのにも関わらず、こちらから『Excuse me』と言うまでどかないし、Sorryのひと言もない。あの傍若無人とも言える態度はやはり“日本に旅行に来ているから”に他ならないのでありましょう・・・このようなことに対して、腹立つなあと思うウッキーは恐らく日本人の中で少数派、多くの日本人は全てを抱擁してしまうが如く許してしまう、いえ、許してしまうのではなくて、端から問題にはしていないという感じですね。

                    日本と日本人、全くなんとも形容のしようがないほどのHospitalityでございますな。

                     

                    NHKCool Japan』の司会者の鴻上さん風に外国人に問うてみたい〜

                    『どうしてそこまで日本人は外国人に寛容なのだと思う? How do you think?

                     

                    これに対してどんな回答が返ってくるかは簡単に予想できますね、

                    まず、『外国人の評判を常に気にしている』、

                    それも大いにある。

                    それから、『外国語が苦手だから、言葉よりも、優しい態度で歓迎の意を表そうとしている』、

                    まあ確かに。

                    また、『それが日本人であるから』、

                    そうですな、江戸末期から明治に来日した欧米人の旅行記の多くには、貧しく素朴で親切な日本人、という記述がたくさん見られると。

                     

                    ウッキーが初めて海外買い付けに行った1985年ごろ、日本では盛んに『国際化』と言われてね、それは専ら“日本人が海外へ行って活動すること”というような意味合いであり、『国際化とは、日本人が海外に行くことだけではない、海外から外国人が入って来ることもしっかりと考えろ』と言う人はほとんど存在していなかったですな、隔世の感を禁じ得ません。

                     

                    久しぶりに『京都人の台所』と言われてきた“錦市場”を覗いてきたという家内の『外国人が食べ歩きする場所になってる!』と激しく落胆することを理解できない訳ではないけども、

                    そのような変貌を遂げて“賑わって儲かる市場とお店”になったんちゃうのと、言う声もやはり大きいはずでね、これこそまさに‘生きている市場’‘活力ある都市’の見本なのでは。

                     

                    古代の奈良の都は、今の京都など全く比べものにならないほどの『国際都市』だったそうですな。中国大陸や朝鮮半島のみならず、シルクロードの西の果ての国から、あるいはインド洋、南太平洋経由で、さまざまな人種が渡来し、実際に住んで往来する都であったと。それらの人々が帰化して、日本を造ってきたというのは間違いのないところですね。

                     

                    古代の奈良はモデルにはならないけど、

                    これからの日本の都市は外国人によって大きく変わってゆく可能性を秘めていると言えそうですね。そしてそれが、変わりゆく日本の大都市が、日本全体を変えない訳がない!

                    どんな日本になってゆくのか、期待と不安、両方とも大きくて、ワクドキの未来と言えそうです。

                     

                    そのような日本の将来に関して、

                    次のように言ってくれる人も・・・

                    “日本は世界で最も優秀な民度を持つ国民を擁している国家だ。努力家で礼儀正しく、政府に迷惑をかけない日本人の民度は、世界で最も尊敬されていると言っても過言ではない。北米でも南米でも、欧州でも中東でも、世界の人々は日本人に対して強いリスペクトを抱いている。これは日本のいちばんの財産だろう。この良好なイメージを、もっと戦略的に利用してほしいし、そうしなくてはならないと思う。”

                     

                    これは郭文貴という中国人資産家の言葉。

                    郭氏は、資産3,000億円とも言われ、2014年から米国に滞在中。

                    20151月、親交の深い馬建・国家安全部副部長(当時)の失脚後、中国には戻れなくなったということです。

                     

                    そういう郭氏の言葉であるからこそ重みがある・・・上記の彼の言葉の“日本”を“中国”に置き換えられるか?? 全く無理ですよね。

                     

                    『日本人の民度』と『日本人のHospitality』は、“世界的無形文化財”、“無形世界遺産”です。

                     

                    歴史的なものに関して世界遺産登録目指して血道を上げる日本人が多いけど、そういう人たちって、日本の本当の良さを理解しているのかなと、少々疑問に思う時がありますね、、要するに、世界遺産登録→観光客増、なんていう異様なまでの‘シンプル思考’なんですな、もう“俗物的”過ぎて笑えるほど。ちょっと違うでしょ、と言いたくなります。江戸末期や明治の人たちが当時の欧米人から高い評価を受けたのは、多くの外国人にアピールしてもらうため、もっと日本に観光に来てほしいと思って彼らに好意的に接していたからではありませんね、単に“まごころ”からです。その日本人の“まごころ”の、長い年月の積み重ねが今この時代の大勢の来日外国人という形になっている訳です。

                    “日本人の心”があるから日本に来てくれる。

                    〇〇を作って来てもらう、〇〇をやって来てもらう、というようなことの何と馬鹿げたことか。

                    今一度認識すべきことでありましょう。

                     

                    日本人がもっと大切にしないといけない“世界的に優れた”もの、

                    カラーダイヤの煌きをしっかりと堪能した上でまた見つめ直していただきたいと思います。

                    い。

                     

                     

                     

                    | ukitama | - | 16:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    削り氷
                    0

                      炎暑と災害の7月も、今日、明日でようやく終わり・・・

                      8月になったら涼しくてマイルドな気候になるのかと言うと、全くそんなことなさそうですけども、なんとなく月が変わったら気分も変わる、、

                      少しはマシなんじゃないかなと期待しますね。

                       

                      こういう折りに、熱の籠った商品紹介をすると、かえって“暑苦しい”のではないかと思いまして、結構控えめを心掛けてきた? 単にやる気がないだけ!? う〜ん、どうなんでしょう、、皆さん方‘受け手’の反応も大いに疑問??!

                      そうなんですな、

                      愚痴るわけではないけども、少々愚痴ってるかもしれんけども、

                      かなり力入れてるつもりなのに、それに対しての反応がほぼ皆無〜なんてことも珍しくなかった7月でございました。

                       

                      反応がない、少ないとなりますと、商品をご紹介する側としましても、どうして良いのか分からないというのが正直なところ。

                      お前の品揃えが根本から間違ってるからや、、と言われましたらもうグウの音も出ませんけどね。本当にそうだったら、どなたか率直にそのように言っていただけましたら幸いです。

                       

                      これは海外業者も同様でしてね、

                      海外から箜櫃って来て、『〇〇どうや?』ということをウッキーもしょっちゅう聞かれております。そのような時に色々と気を使ったりして自分の考えをハッキリと言えない、、、いえ、英語のボキャ不足で明確な回答ができないのが普通の日本人。ウッキーも例外ではありません。『It’s not easy to say・・・』という表現になってしまいがち。電話の向こうのイラたつ顔が目に見えそう〜・・・・たまに、『〇〇は・・・・やからアカン』というようなことをウッキーが言いますと、喜ぶではないにしろ、『よう言うてくれた』と、そういうことを聞きたかった、というような反応が返ってきます。

                       

                      商品を紹介する側に立ちますと、大きなnegative反応はやはり嫌ですが、ある程度“大きめ”のnegative反応は分かりやすいし受け入れやすいというところがありますね。改善すべき点がよりハッキリしているということが言えますから。

                       

                      皆さん方には、日ごろから誤字脱字や、下らんミスをご指摘いただいたりして深く感謝しております。加えて、もっと様々なご意見等を頂戴できればホント嬉しいです。

                      どうかよろしくお願いします。

                       

                      さて、Antwerpのダイヤモンド街も先週末から恐らくゴーストタウン、820日ごろまでの長い夏休みです。日本市場に活気があった時は、ダイヤモンド街の夏休み直前までAntwerpにいて、820日過ぎのOpenとともにまた戻ってというような買い付けだったですが、近ごろはそんな元気のあるバイヤーはおらんでしょうな、、、と言うか、日本人のダイヤモンドバイヤーがAntwerpに行っているのかどうか甚だ疑問、インドやら香港ばかりではないのかという気がします。インド、中国の購買力がその他の国々を圧倒しておりますからね、当然ながら、MumbaiHong Kong市場の興隆、取引規模の拡大は目を見張るどころか、驚愕すべきこと。無色透明のハイグレードの物はもちろんのこと、カラーダイヤの“ちょい優れ”から超美品まで、かなりの部分がインド、中国の大陸深く行ってしまって、日本に入って来る物は、以前に比べて一体どのくらいの“減”になっているのか見当もつかないくらいです。

                       

                      まあでも、自由市場とはホントよく言ったもので、

                      仮に、0.3crtのラウンドPinkの超逸品が入荷してきたといたしましょう・・Argyle 1PPで、GIAFancy Vivid Purplish Pink VS1のグレードが付いている・・・、、恐らく1,000万円を軽く超える価格になると思いますが、

                      それを、『やったーーー! ずっと探してました! 買います!!』と直ぐに言える日本人がいるのかどうか?

                      直ぐに言わなくとも、近い将来に『買い!』と決められる人が存在するのか??

                      いたとしても、タイミング良く、その人にうまく繋がるかどうか???

                      とかって考えますとね、

                      やはり業者は仕入れることに二の足を踏む、となります、、

                      そしてそのような商品は二度と日本に入ってこなくなる〜・・

                      これが自由市場の“掟”。

                      この種のことが現在の日本のダイヤ市場で頻繁に起こっている訳です。

                       

                      1,000万円でなくとも、100万円でなくとも、10万円や5万円の世界でもしょっちゅう起こっております・・・現在売れている5万円や10万円の商品は、その本来の価値がその1.5倍〜2倍ということは全く珍しくなく、本来の価値が5万円や10万円の商品がその価値の通りの価格で売れてゆくことは本当に稀・・・・

                      こういうこと、即ち“海外市場の値上がりに付いてゆけない日本市場”ということが常態、ある種の‘ガラパゴス’になりかけますと、そのうちに『自由市場的鎖国状態』となることは必至。ピンクダイヤやブルーダイヤなどは“全く不要の日本”になりますね。

                       

                      だから買え、とは言いません、

                      皆さん方の“無関心の度合い”が恐ろしい、ということを申し上げたいだけ。

                       

                      一期一会、なんて言って惑わすつもりも毛頭ありません、

                      ただ、熱の籠った“語り”を簡単に無視されますと、その瞬間にまた日本に良い商品が入って来る確率が少し下がる、ということを強調したいだけ。

                      自由市場はまさに生きているのです、どんな安い商品にでも一つ一つ神経が通っているというのが自由市場ですよ。

                       

                      相変わらず暑い本日の最後は、、

                      軽妙で涼しげな『枕草子』で〜・・・

                       

                      第三十九段「あてなるもの」

                      薄色に白襲ねの汗衫(かざみ)。かりのこ。削り氷にあまづら入れて、新しき金まりに入れたる。水晶の数珠。藤の花。梅の花に雪の降りかかりたる。いみじううつくしきちごの、いちごなどを食ひたる。

                       

                       「上品なもの」

                      ― 薄紫に白を重ねた(貴族女児の)正装。かるがもの卵。“削り氷”に、あまづらを入れて新しい金属製の器に盛ったもの。水晶の数珠。藤の花。梅の花に雪が降りかかった風景。たいへん可愛い子供がイチゴなどを食べている様子。

                       

                      な、な、なんと、清少納言は“かき氷”を食していたのですな、驚き。奈良の山奥にある氷室から切り出して都(みやこ)に急ぎ運んで、まず帝と中宮、皇統の者たちに行き渡った後、大臣やら清少納言などの高級女官に〜・・・なんてやってたら融けてしまう!! “削り氷”と言っておりますから、小刀で削って細かくしたのでしょうね、“かき氷”作る方も大変、時間との勝負。色々と想像して笑ってしまいますね。

                      “あまづら”とは、葡萄科の蔦植物の樹液を煮詰めて作るシロップなんだとか・・、千年前と今と、かき氷の食べ方には何ら変わることがない、というのも興味深いところ・・・・・千年前の今ごろ、京都御所の清涼殿では氷を削る音が“激しく”聞こえていたのかもしれない、なんて思うとちょっと体感温度も下がる気がいたします。

                       

                       

                       

                      | ukitama | - | 15:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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